先日のセンター試験の物理I第4問の問1,問2について説明例を書きたいので書きます。
向かって左側の図は問1用です。
滑車の左側では問1において物体A, 物体Cは一体となって
加速度aで下がっていくと仮定すると運動方程式は
(m + M)a = (m + M)g - T1 …(1)
が成り立ちます。 ※
滑車の右側では問1において物体Bは
加速度aで上がっていくと仮定すると運動方程式は
Ma = T1 - Mg …(2)
が成り立ちます。 ※
(1)と(2)からT1を消去すると
(m + M)a = (m + M)g - M(a + g)になるのでaで整理するため
(m + M)a = (m + M)g - Ma - Mgのように括弧を外し
(m + M)a + Ma = (m + M)g - Mgとなって
(m + 2M)a = mg となるので
a = mg/(m + 2M)
この結果に合う選択肢は4番です。
※ T1は糸が物体A,Cを引っ張る力、gは重力
向かって右側の図はt0以降についてです。
滑車の左側では問2において物体Aを糸が引っ張る力T2と重力の及ぼす力Mgは等しい。
滑車の右側では問2において物体Bを糸が引っ張る力T2と重力の及ぼす力Mgは等しい。
加速度は生じず、糸の長さが続く限り等速度のまま変位することになる。
この結果に合う選択肢は2番です。
※高校でモーメントを習わない世代の解答例ってことで
過去のtexto
045、044、043、042、041、
040、039、038、037、036、035、034、033、032、031、
030、029、028、027、026、025、024、023、022、021、
020、019、018、017、016、015、014、013、012、011
010、009、008、007、006、005、004、003、002、001
向かって左側の図は問1用です。
滑車の左側では問1において物体A, 物体Cは一体となって
加速度aで下がっていくと仮定すると運動方程式は
(m + M)a = (m + M)g - T1 …(1)
が成り立ちます。 ※
滑車の右側では問1において物体Bは
加速度aで上がっていくと仮定すると運動方程式は
Ma = T1 - Mg …(2)
が成り立ちます。 ※
(1)と(2)からT1を消去すると
(m + M)a = (m + M)g - M(a + g)になるのでaで整理するため
(m + M)a = (m + M)g - Ma - Mgのように括弧を外し
(m + M)a + Ma = (m + M)g - Mgとなって
(m + 2M)a = mg となるので
a = mg/(m + 2M)
この結果に合う選択肢は4番です。
※ T1は糸が物体A,Cを引っ張る力、gは重力
向かって右側の図はt0以降についてです。
滑車の左側では問2において物体Aを糸が引っ張る力T2と重力の及ぼす力Mgは等しい。
滑車の右側では問2において物体Bを糸が引っ張る力T2と重力の及ぼす力Mgは等しい。
加速度は生じず、糸の長さが続く限り等速度のまま変位することになる。
この結果に合う選択肢は2番です。
※高校でモーメントを習わない世代の解答例ってことで
過去のtexto
045、044、043、042、041、
040、039、038、037、036、035、034、033、032、031、
030、029、028、027、026、025、024、023、022、021、
020、019、018、017、016、015、014、013、012、011
010、009、008、007、006、005、004、003、002、001
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます