山口拓夢・「短歌で読む」シリーズ紹介

哲学者かつ神話学者・山口拓夢の著書を紹介します。

哲学を短歌で詠むきっかけ

2025-02-04 07:28:34 | 哲学の短歌
私が、哲学を短歌で詠むようになったきっかけ。
それは、あるとき、西洋哲学者全員を短歌で詠んだら
壮観だな!と思いついたからです。
最初に書いたのは、ニーチェの学説の短歌。
「人間は乗り越えられる生き物だ その超人の到来を告げよう」
「繰り返しこの人生を生きたいと言い切れるほど強く生き切れ」
でした。
それと同じ時に思いついたのは、プラトンの説の短歌。
「魂は宇宙を駆けて天界の美そのものをかつて見ていた」
であります。
わたしは、古代哲学ファンではないけれど、結構詳しかったので、
すぐ、プラトンのイデア論(美そのもの、人そのものという
モデルがあるから、物をそれとわかる、という説)で一首。

このように最初は、思い浮かんだ歌をメモ帳にメモしていましたが、
徐々に、本で学説を読んでから、短歌でまとめて見出しにするように
なりました。
短歌で学説を読むから、「短歌で読む 哲学史」が生まれました。
こんな調子です。

「疑ってすべてを疑い尽くしても 疑っているわれは消えない」デカルト

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