発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
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音楽絵巻「お江・・・越前北ノ庄哀歌」 講談と室内楽の夕べ Vol.2

2011-07-15 11:32:31 | 今日のチャレンジ
いよいよこの公演の目玉 第二部 創作講談「北ノ庄哀歌」です。

茶々、初、江の三姉妹が辿る悲劇の最終幕

大阪城落城をテーマに

江戸方の江と藤堂高虎、大坂方の淀と片桐勝元それぞれのやりとり、

江戸と大坂をつなごうとする初

江がかりそめの義父、柴田勝家から与えられた言葉が意味を持って

展開します。



ところで 講談、聞いたことあります?

ぶ~たんはほぼ初体験

藤堂高虎、片桐勝元を詳しくは知らないし、居眠りしないか心配でした

ところが、心配ご無用

180cm以上はあろうかと思われる堂々たる体躯の講談師

旭堂南左衛門(きょくどうなんざえもん)さんのお腹から出る声の迫力

(大地)柴田のファンであるぶ~たんは

柴田勝家が出生の噂に悩む江に、語りかける場面にじーん

若い(?)はずなのに、講談の節回しがここちよかったりして・・・

日本人だよな~としみじみ思いました

この公演の面白いところは

講談の場面展開の挿入曲がバロック音楽。

第一部の演奏者達が、戦国時代最後の戦いを彩ります。

ぶ~たんの好きな「四季」の『冬』第3楽章は

冬の厳しい情景が曲に表されていますが

大阪城が落城していく様と不思議にマッチしていました。

なんだか不思議な音楽会の2時間でした。

バロック音楽も長い時を経て続いてるからすごいですが、

伝統芸能の講談も耳に馴染むし、泣かせどころもあって面白い。

ぶ~たん、趣味が変わってしまうかもしれません・・・



音楽絵巻「お江・・・越前北ノ庄哀歌」 講談と室内楽の夕べ Vol.1

2011-07-15 10:24:12 | 今日のハッピー
例年より早く梅雨明けした福井

7月9日(土)夕方6時半過ぎ、ハーモニーホールふくいへ到着しました。

今宵は講談と室内楽による新感覚コラボレーション

音楽絵巻「お江・・・越前北ノ庄哀歌」

実験的な催しものの企画

週刊BUUのプレゼント企画に応募して

ラッキーをお裾分けした連れと待ち合わせの間に

腹ごしらえ(ダイエット中でした



敷地内にあるビストロ萬那のビスコッティとホット珈琲


さて、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」とタイアップ企画の多い中

室内楽・・・バロック前後と講談があの三姉妹の悲劇と結び付けた超異色。

講談は初体験ですし、

ぶ~たんはクラッシック音楽の万年初心者です。

でも、ここしばらくバッハさんやヴィヴァルディさんや

弦楽四重奏など室内楽を聞く傾向にあります。

だから、講談はついでもお許しめされよ

第一部はバロック名曲アルバム

テレマンアンサンブルとチェンバロは中野振一郎氏、

解説も務める指揮とオーボエの延原武春氏が、関西人なのか不思議な間と話でおかしい。

4曲それぞれに触れて

ヴィヴァルディ「四季」から「夏」の聴き方、

羊飼いが暑さ負けしている出だしに、蚊に刺されながら考えている等

音楽で絵(情景)を描いているいるとの表現に、音楽を聴きながら、

夏の森の情景と木々から立上る青臭い空気感に

吹きすぎる涼風、夏の嵐・・・イメージが湧きました。

指揮の延原氏、チェンバロの中野氏に

「何かちょっと弾いてよ」と突然の無茶ぶり

モーツアルトの3才の時のケッヘル1番が演奏されました

クラッシックコンサートも、整然と演奏を披露するだけではなく

聴衆を取り込む工夫が必要な時代なのかもしれませんね。


さて、次はお楽しみの第二部、創作講談「北ノ庄哀歌」

居眠りしたかって

それも次回