♪たのしく 介護♪

父の介護を記録してきましたが、今は私自身の日常と父への想いを記録することしかできなくなりました。

父の認知

2014-02-01 | 父の認知症状
今年84歳になる父は、5年程前まではしっかりと農業をしていました。
5年前に新しく田植機を購入した時のこと

「新しい機械を覚えるのはもう無理だからお前がちゃんと教えてもらえ」

この時、初めて

そうだ、もう80近いのだから無理はないよなあと軽い気持ちでメーカーさんに指導を受けました。

それでも、次の年も私に操作方法を聞きながら田植えをしていました。

それが、年々教えてもすぐに忘れる、機械の操作方法だけではなく、田植えまでの段取りまで・・・

本格的に一人で(手伝ってくれる人もいます)するようになったのはここ3年程前からです。

今では、所々覚えていることもありますが、うろ覚えなので正直手伝われると逆に邪魔になるだけ。
邪魔ならまだしも、よけいなことをしてくれます。

籾種を温度を見ながら数日浸しておかなければならないのに出してみたり、お米の乾燥をしている時、乾燥機の設定をいじってみたり、目が離せません。

一昨年は籾種の半分を仕方なく捨てて、また一からやり直しです。

また、その次の年は、これから田植えをするっていう苗を全て車に積んで捨てようとしたことです。
幸いその時は我に返ったようで助かりましたが・・・

若い頃から病気や怪我もなく一生懸命働いてきた人なので、忙しくしている農繁期は家で一人待っていると体調が悪くなり、毎日毎日(本当に毎日)朝から

「しんどい、病院へ行く」

本当に顔色も悪く目つきもおかしくしんどうそうなので診察をしてもらうと、どこも悪くないのです。

内科、精神科、心療内科、いろいろな病院へ行きました。

けっきょく、精神的なものだったようで、その証拠に農繁期が終わると症状はなくなるのです。

この間も、私が寝込んでいるとその症状が出ました。
私が元気になって家事ができるようになると、嘘のように元気になるのです。

おそらく不安なのでしょう。

農業を新米の私の任せておけない、ちゃんとお米がとれるかどうか

私が寝込めば頼る者がいない

そんな不安が父を苦しめるのでしょう。


父の認知はまだ軽度ではありますが、お風呂に入っても洗うのを忘れてそのまま出てきたり、孫を姪と言ったり、私をおばあさん(-"-)と言ったり、忘れてしまうことが多くなりました。
夜中にトイレで目が覚めると、寝室の前がトイレなのに迷ったりするので、母が入院してからは父と寝室を一緒にすることにしました。

その日によって波はありますが、今はまだヘルパーさんのおかげで私が会社へ行っている間は、一人で留守番ができます。
ただ、留守の間の大切な用件が私に伝わらなくなったので、自宅の電話は携帯へ転送するようにしました。

お風呂も父の頭と背中を洗ってあげると、あとは自分でできるのでクリアできてます。


昔から、恐い父でしたが、大好きな父です。なんとか認知の進行を遅らせ健康で長生きしてくれればと思っています。


エアロバイク

2014-02-01 | 日記

届きましたぁ~  

 

私のダイエットと父の足の筋力を鍛えるために♪

 

最近、少し歩いては休むの繰り返しで、かなり下肢筋力が低下しているようにみえます。

このままでは、歩けなくなる。

父に説明すると

「こんなものするくらいなら散歩する!!」

 

その散歩がなかなかできないのに(-"-)

 

しばらくすると

「これなにするもの?」

 

だからぁ(-"-)

 

私がいない間にこっそりやってるかも(*^^)v

 

私の体重減少も期待大? ですよ(*^^)v

 

 


両親の認知症

2014-02-01 | 日記
初めてのブログです(^-^)

4日前からインフルエンザにかかってしまい、やっと家のことができるようになりました。

40度近くまで熱が出たので、その間父のことはヘルパーさんや近くに住む娘にお願いして
ゆっくり休ませてもらいました。

幸いなことに父に感染することはなく大事に至らずよかったのですが
私が床に伏せると父の具合も悪くなり(本人がしんどいというだけ)、
元気になると父も元気になって散歩に行ったりします。

見た目は強面で、口は悪いのだけど、内面は繊細で寂しがり屋の父。

今は私がいないとだめなようです。


両親の認知が始まったのは同時期でした。
始まった当初はいろいろありました。
泣きながらケアマネさんに連絡したこともあります。
両親と大喧嘩してワンちゃん達を連れて家を飛び出し、真夏の暑い中車の中で寝泊まりしたことも・・・

一人で二人の介護と会社、農繁期の作業は身体は動いても、精神的に辛いものがありました。

母には特に手がかかったので、優しくできなかったことたくさんあります。私は鬼です。
入院してからは、嘘のように優しくなれました。
そんな、自分が許せなくて、母が亡くなった時、私のせいだと思いました。
もっと優しく介護してあげられたら入院することもなくもっと長生きできたのに・・・
母の仏壇に手を合わせる時、いつも謝ってばかりです。

もう、こんな思いをしないように、父にはできるだけ優しくしようと思っていますが
なかなか・・・

毎日を楽しく、前向きに過ごせるように努力します。