4月後半からの在宅勤務中の流れでGWに突入したため、長期の引き籠もりを体感し続けているような毎日です。明日は一度浅草オフィスに出勤します。電車の中がガラガラなので通勤としては以前より快適ですけどまあ、あまり出歩きたくはないです。それにしてもコロナ禍。アフターコロナだとかの言説が飛び交っていますが、どう考えてもアフターなどありえない状況ですね。たとえ収束したとしても、来年予定とされている東京オリンピックが無事に開催されるまでは半強制的な自粛要請としての制限は続くものとなるのではないでしょうか。政府の常なるお為ごかしの目論見なんぞそんなものです。ウイルスによる生命の危機もさることながら経済停滞による生命の危機も表面化してきました。無念にも東武練馬にあるとんかつ屋のご主人が焼身自殺を遂げました。心が折れてしまったのか。経済に起因する将来への絶望感は精神生活の深いところまで影響を及ぼしてしまいます。必要なのは事業継続の保証が生命の持続に繋がる認識が自治体や政府にどれだけ自覚があるのか。一回限りの10万円給付ではどうにもなりません。下手をしたらベイシック・インカムの基準額として決められてしまう恐れもあります。あと心配なのは最近の地震の頻繁な発生です。以下GW中の体感した状況です。
2020/5/6 1:57 千葉県北西部 震度4
2020/5/4 22:34 茨城県沖 震度4
2020/5/4 22:07 千葉県北東部 震度4
2020/5/3 5:55 茨城県北部 震度2
2020/5/2 11:26 千葉県東方沖 震度2
2020/4/28 17:28 茨城県南部 震度1
局所的にしかも震度が上がってます。どう考えても大地震発生の予測可能な射程に置かれていることは現時点では間違いない。しかも過去2年夏以降の台風上陸が首都圏にとっては尋常ではない被害をもたらしています。今年も同レベル以上の天災が迫っていることも覚悟しなくてはなりません。疲弊したインフラ。人間活動のストップはそのまま生命の維持が困難になります。さて、じゃあどうすればいいのかってことですが、首都圏に住んでいるならば地方移住と安易に思いつきますが、ここは天災列島日本、個人的には、さらなる経費と仕事を持ち込まなければいけないなどとハードルは決して低くなく、現実的であるかどうかも考えさせられます。そうは言っても人生残りの時間を平穏な未来を家族とともに過ごしたい思いが強く、そのために私は5年計画を立てようと思っています。計画の内容は一言でいえば、やっぱり移住です。ほんとうに住みたい場所はどこかと模索中です。東京の過密度は極限状態です。それならば、たとえ苦労はあっても乗り越えられるほどに地に脚をつけた土地で、静かな精神生活を営む。5年の間に目標半ばで何かが起きて生命を絶たれても、それはその時と諦念の思いで人生を過ごさなければ前に進みません。それと生き残るためには情弱のままではいけない。充実した人生を過ごすには学問を底流に据えることが大切。そのことがわかってきました。つまり知らなかったことが学問の存在によって知るようになった時にフッと湧き上がる神秘的な感動。方法論的にはインプットとアウトプットを意識的に研ぎ澄ます。生命の維持イコール学問をいつも心に抱く。いのちのある限り息づいていくということです。