究極の抽出と言われるネルドリップで淹れたコーヒーを
飲みに、暫しの休憩。
その感じる香りの強さとは裏腹に珈琲の表面は見た目は
意外に少し薄めなのかな、という印象も、口に含んだ瞬間
その深いコクは即座に舌に伝わり、余韻をしばらく残していく。
「ベーコンを巻いたフランクフルト・トースト付き」という一手間
加え、なぜかトーストの方がそれに付いてくるというサブ的な
立場に追いやられている妙なサイドメニューをオーダー。

夕方4時過ぎで、空いた小腹を満足させるには丁度良い。
老舗らしい昭和的な店内の懐かしい雰囲気もまさに「THE喫茶店」
といった感で、時間の流れを程よく楽しめる素敵なひとときだった。
