2007-6-5
手術から2週間後に病理検査の結果がでた。
別室には家族が呼ばれていた・・・
私は手術前に言われていた事もあって話を聞くのを躊躇していた・・・
でも、考えてみると、自分の病気、聞いた方がいいんじゃないか?と後悔していた。
約束の時間から、程なく経ったころ看護師さんが私を迎えにいらした。
『行きますか?』と促されると、素直に「はい、私も伺います」と即答していた。
主治医が手術中だった為、別のDr.から説明をうけた。
『グリオーマ』と言う名前でやはり悪性の脳腫瘍であるとの事
『大変な病気』である事
只『腫瘍が血腫であったので、とてもラッキーでしたよ!』と何度もおっしゃっていました。(他のところに浸潤するのを防いだ)
穏やかな、口調で誠実なお人柄が伺えたDr.でした。(後日悪性脳腫瘍の専門のDr.で外来での主治医となる)
隣に担当医の先生の気遣いがわかる・・・・
私は、不思議に落ち着いていた・・・・・
ふと、夫を見ると不安そうでかなり動揺しているようだった。
後から想い出すと、この時、この病気の重い事を知らなかったし、現実を受け入れたくない気持ちが大半をしめていたように思う。又、症状にグレードⅠ~Ⅳと段階がある事すら・・・・・
最後にこれからの治療の説明があった。
残存腫瘍がある為、放射線を行う。
土日を除く30日間
抗がん剤の服用
テモダールを毎日46日間服用