2008-2
旅行から戻って、私の中で何かが変わっていった。
暦の上では2月を告げていた。
ふと、新聞を読んでいると脳腫瘍の記事が目に留まりました。
その記事を、食い入るように見ている自分がいました。
退院から、7ヶ月の歳月が流れていました。
自宅の本棚の横に夫が病院関係の書類を置いていました。
先日そのファイルの中にコピーされた紙を見つけてしまいました。
大学病院の主治医の先生の名前で書かれていたものでした。
グリオーマの名前しか知らなかった私・・・・
グレード?(Ⅲ)その所に薄っすらと印??
つい最近ⅢではなくⅢ~Ⅳ)と判明、早く言ってよー)
えええええええええーーーー
あの時の、夫の落胆振りが分かりました。
その後、ネットで色々調べまくりましたが、はっきりしたのは、長くは生きられない事、予後の悪いことなど・・・・
これほど人生について深く考えた事もなかった・・・・
子供に対して、いい母親だったか疑問?です。
夫にたいしてもそうです。いつも、夫に依存して生きてきた感じがします。
生きる事を真剣に考えなければと言う想いが・・・・・
そんな時、夫が同じ病気で闘っている方のブログを教えてくれました。
この日が来るのを待っていたんだとわかりました