![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/1b/6621f7f70f7b6b4a72f1d01d8a04fe46.jpg)
今回のドラマの中で、「silent」という聴覚障害を抱えた若者を描いた恋愛ドラマなんですが。
何でも障害を抱えた世界に生きている人って大変で苦労は多いだろうとは思いますが。
目の前に障害物競走のように邪魔なものがいっぱいあるような、
それでも近年ではそんな障害物なんて難無く軽く超えてしまう人も多いです。
健常者よりエネルギッシュに生きておられる人もいるしね。
何が違うのかって思うと、やっぱり「心」なんでしょう。
受け入れるまではもちろん大変な事で、簡単じゃない。
世間からすれば環境も厳しい。
でも一番厳しいのは心の交流ですよね。
自分は受け入れて大丈夫になっても人が思う事は様々で、
辛い、悲しい、哀れ、そんな意識も他人からやってくると
自分が頑張ってもまた落ち込むし傷ついてしまう。
このドラマでも男性が高校卒業時ぐらいから病気により聴覚を失うという設定。
それと同時に今までの友人関係を断ち切って生きて行こうと。
たまたま大学で聴覚障害者と出会い心を開く事が出来て心が救われていく。
そんな時にまた高校時代の恋人と友達と再会し再び交流も始まる。
そのみんなの心の描写が描かれているんですが、
誰しも思う事ばかり、
目の前の障害を取り除けば心は元通りに行くはずだけど、
また違う気遣いが余計に邪魔となったりする。
普通で良いのに、と言えば普通って何?となるし、
ただ一緒にいたいだけなのに、ただ話したいだけなのに、
邪魔になる心の数々。
何でも何度でも話して理解し合うしかない。
これは、ホント障害者とか健常者とか全然関係無いと思う。
夫婦でも話さなくても分かるやろって言われるけど、
話さないと分からない事ばかり、
話しても通じない場合もあるし伝わらない場合もある。
端っから決めつけて聞こうとしない場合もあるし、
心が必要なのはどんな時も誰にもある。
話したいから一生懸命手話を覚えるし、
心が通じて伝わって欲しいから目を合わせて会話するし、
一生懸命聞くし、考えるし、理解しようとする。
韓国ドラマを観る時にも字幕から目が離せない
それもやっぱりちゃんと理解したいから集中する。
字幕見ながら演技見ながらってめちゃ大変なんだけどね (^^;)
でも気持ちが入って行くんです。
だからあまり韓流は観ません。
このドラマを観てて、
今の世の中に一番必要な心を伝えているのかなと思う。
障害者も心開いて伝えないと伝わらないし理解してもらえない。
惨めさ僻み妬みが無い方が良い。
健常者も同じです。
お互いに無理が無い方が良い。
世の中には心の障害物の方が多いし厳しいという事
我が夫婦の人生振り返ってもそれが一番感じる事。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます