五色八重散椿(地蔵院)
色とりどりの花が咲き、
花びらが一片ずつ散るという椿。
まだまだ蕾固しの散椿
色とりどりの花が咲く頃にもう一度来たいなぁ~と思いつつ。
毎年お正月に「火の用慎」の御札を頂きに
清荒神(護浄院)へお詣りしている。
なんとか松の内にと。。
せんだっての1月13、14日に
火の用慎御札を頂きにお詣りしてきた。
そのおりに、
「第59回京の冬の旅」で
特別公開されている椿寺ともいわれる地蔵院と、
達磨さんで有名な法輪寺を訪ねた。
1月13日、晴れ時々曇り。。
JR特急はるかに乗って、京都駅へ。
京都駅から地下鉄で市役所近くのホテルまで。。
ホテルで荷物を預かってもらって
いつものようにお得で便利な「地下鉄市バス一日券」を使って。。。
市バスに乗ってGO!!
「第59回京の冬の旅」
今回が初公開という五色八重散椿の花で知られている地蔵院へ。
北野白梅町まで、市バスでGO!
バス停からすぐだった地蔵院。
地蔵院(椿寺)
気の遠くなるほど、考え続けるお姿を表したという
「五劫思惟阿弥陀如来像」にお会いしたくてお詣りした。
(建物内撮影禁止)
五劫思惟阿弥陀如来像
「第59回京の冬の旅」の表紙を飾ってられる。
手を合わせておられる五劫思惟阿弥陀如来像。
五劫という長い長い間、
考えておられて頭の螺髪が肩まで伸びたお姿。
「五劫のすりきれ」と聞いたことのある「五劫」の時間。
落語で、
天女の羽衣が巨大な岩を撫で、
岩が擦り切れるまでの時間が一劫、
それを五回繰り返す時間。
なんとなんと・・長い長い時間を、
「磐石劫」ともいう時間もあるとか。(;^ω^)
五劫の時間って。。
想像しても想像しきれないが。。
螺髪が肩まで伸びたお姿の
五劫思惟阿弥陀如来さま。。
本年が良い年になりますように
地蔵院をあとにして
市バスに乗って「西ノ京円町」で降りて。
紙屋川ぞいにあった法輪寺(だるま寺)へも。
屋根を見上げれば、鬼瓦が達磨さんだった法輪寺。
地蔵院の「五劫思惟阿弥陀如来像」
経典を読んでいるとその時の長さについて行けなくなります(^_^;
でも考えてみれば宇宙誕生からの時間は
仏の世界に通じると思います
>屋根を見上げれば、鬼瓦が達磨さんだった法輪寺。
気付かないで通り過ぎてしまうことが多いですね。
フッとした瞬間に目に入ることがあります
心に余裕がないと見えないものがあるなぁと思います。