〈century〉ⅹ-64
Pleure Milan, Pleure Lucqes, Florence,
Que ton grand Due sur le Char montera,
Changer le siege pres de Venice s'advance,
Lors que Colonee a Rome changera.
ミラン ルック フローレンスは涙を流し
公爵が馬車に乗っていくとき
ベニス近くで包囲されながら進む
コローネがローマを変えるとき
◎ローマからベニスの近くへ教皇の住まいをうつすように計画
されたことが予言されている(HR)
〈century〉ⅹ-65「最後の秘詩」
O vaste Rome ta ruyne s'approche,
Non de tes murs, de ton sang & substance;
L'aspre par lettres fera si horrible coche,
Fer poinctu mis a tous jusques au manche.
おお強大なローマよ 汝に破滅が近づく
汝にささえなく その血と心髄が
文字による鋭利さは 谷道を恐れさせ
するどい鉄がすべての道に矢をさす
◎ローマにたとえキリスト教の危機を予言している。それは
言論や思想による攻撃が起こるということである(HR)
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65番「最期の秘詩」についての適切な日本語訳はノストラダムスwiki: ノストラダムスの大事典
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1000.html
有名な詩編で色々な考察が前世紀から行われている。
問題としたいのはここまで状況が一致してくるとこの詩編が「解読の鍵」となるかもしれないという事だ。
(HR)とあるのは作者ヘンリー・c・ロバーツ氏の注釈で、私は以前から「この注釈は重要な物」であると発言してきた。
諸世紀の解読法が確立されるかもしれない65番「最期の秘詩」が「世の中の最期」を預言したものでない場合に限られるが。
とは、(マルコの福音書が前進する)という事らしい。
第二章27節(安息日が人のためにつくられた、人が安息日のためにつくられたのではない)
第一六章15節 大宣教命令 (Jesusは彼らにこう言われた。「全世界に出ていきすべての作られたものに、福音を宣べ伝えなさい」)
つまり(すべての作られたもの)=(安息日のためにつくられた)ものに大宣教しなさい。
という事になる。
(安息日のためにつくられたもの達とは)風邪の流行により移動制限や休店令で休む人たちが大勢いる昨今の世情な訳だが。
あちこちの教会で集団感染が起きて大変なことになっているわけで、「安息日に教会に行って礼拝する人々」に「安息日は人が休む為につくられた」と宣べ伝よという事だろうか?
座席が変わる(ゲルフ・ギベレン)の変更、「教皇さんが変わる」とこれらが進むという事だろうか?。