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ネタばれせずにCINEるか

かなり悪いオヤジの超独断映画批評。ネタばれごめんの毒舌映画評論ですのでお取扱いにはご注意願います。

蛇の道

2024年11月25日 | 激辛こきおろし篇
黒沢清はいつまで映画を撮り続けるのだろうか。かつての教え子であった濱口竜介たちのお情けでベルリン国際映画祭銀熊賞(2020)に輝いたものの、本作を含め近年撮った映画はほとんど誰がどうみても凡作の域を脱していない。その濱口とのトークイベントの中で、「撮影現場で撮れてしまったものは、一回限りの非常に貴重なものなので、可能な限り大切にしたい、という考え方がどうも染み付いているんです。一回限りのフィルムに . . . 本文を読む