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 ずっと勝てなかった前田健太が、お久しぶりの3勝目。立ち上がりに失点したときにはどうなることかと思いましたが、2回以降は立ち直り、本来の投球を見せてくれました。打線もよく繋がり、チームも3連勝です。

チーム 123456789
マリーンズ
2
0
0
0
0
0
0
0
1
3
カープ
0
0
0
4
1
0
0
3
x
8




 先発の前田健太は7回94球を投げて、4安打1死球4奪三振で2失点。今日も立ち上がりは甘い球が多く、いきなり2失点してどうなることかと思いましたが、2回以降はなんとか立ち直って無失点。久しぶりにらしい投球を見せてくれました。
 ポイントは3回表でしたかね。初回に打たれた上位打線に対して、先頭の西岡に死球。しかしそこから、犠打をされながらもセカンドで刺して進塁を許さず、さらに初回にヒットを打たれた3番4番を討ちとって無失点。ここを凌いだことで、自信を持って投げられるようになったのではないでしょうか。
 これで自身の連敗を5で止め、およそ一ヵ月半ぶりの3勝目。勝てなかった時期には焦りもあったようですが、今日の勝利で本来の投球を思い出してくれればと思います。

 前田健太の後は、横山、梅津という継投。前田健太は最後まで投げきれそうでしたけど、今年はブルペン陣も安定していますし、これがカープの勝ちパターンですからね。
 交流戦は移動日が多く、先発のやり繰りは楽なのですが、先発5人だけで回すためには、中5日で投げなくてはならないケースが多くなるんですよね。先発を100球前後で交代させるブラウン監督の方針は、6連戦を先発6人で中6日で回すときにはちょっと早いと思うのですが、交流戦でならいいペースだと思います。

 打線は7安打3四球に2失策を貰って8得点。3回までパーフェクトに抑えられたのですが、4回裏に一気にマリーンズ先発の唐川を攻略。トータルではそれほど打てたわけでもないのですが、全安打、全四球、全エラーを得点した3イニングスに集中させる効果的な攻撃でした(得点していない5イニングスは全部三者凡退なんですけどね)。
 今日は打線の軸である4番栗原が4タコ。しかしその前後を打つ赤松、嶋、マクレーン、喜田剛が活躍しましたね。特に4回裏の攻撃ですけど、少し前なら栗原が打てなければそれで攻撃終了となるところだったのですが、嶋で追いつき、さらにマクレーンが繋いで喜田剛で勝ち越して、一気に試合の主導権を奪い返しました。栗原の絡まないビッグイニングなんて、随分久しぶりじゃないですかね。もちろん本来は4番が打ってくれるに越したことは無いのですが、4番が打てないときに周りがフォローできるのもチーム力です。長いシーズンを戦っていくためにも、下位打線には頑張ってもらいたいですね。

 1番梵は3打数無安打ながら、4回裏には先頭打者として反撃の口火となる四球で出塁し、盗塁を決めました。ここ数試合1番に入っている梵ですが、打率はそれほど上がってこないものの、なかなかいい働きを見せていますね。
 先日1軍に上がってきた會澤が、7回裏に代打でプロ初出場を果たしました。結果はセカンドゴロ。2軍ではかなり打撃成績も良かったのですが、対戦相手が渡辺俊介だったというのは、(実力的にも、対戦経験のない投球フォーム的にも)ちょっと相手が悪かったかもしれませんね。捕手というポジション上、1軍で実戦経験を積む機会はさほど多くないでしょうけど、こういった僅かな出番からでもなるべく多くのものを吸収していってもらいたいと思います。




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