土俵際から、最後の底力を

　シーズン終了間際のこの大切な時期に、痛恨の2連敗。しんどいです、しんどいです。

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
カープ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
スワローズ	0	0	0	0	0	5	1	2	ｘ	8

---

　試合の無かったドラゴンズとはこれで1ゲーム差。シーズン終了時に同率だと、直接対決の成績でドラゴンズが上位になってしまうので、実質1．5ゲーム差。カープ、ドラゴンズ共に9試合残っている段階での勝手な星勘定では、現実的な線でカープが逆転するには、カープの7勝2敗、ドラゴンズの6勝3敗くらいかと思っていたのですが、昨日今日の連敗で既に2敗。残り全部勝つくらいでないと、クライマックスシリーズ進出は難しいでしょう。

　打線が点を取れなかった、投手が踏ん張れなかった、エラーも飛び出した。8-0という大差の試合でしたが、もう個人個人がどうこういう段階でもないですね。普段なら、完封されたときは4番の責任だとか、投手の替え時が遅いとか言うところなのですが、誰が打ったの打たれのではなく、選手一人ひとりが出すだけの力を出し切らなくては大型連勝なんてあり得ません。

　「ALL-IN」。ブラウン監督は割と長いシリーズを睨んだ采配を振るうタイプですが、そのシーズンも残り5試合。1試合どころか、1イニングだって無駄にすることはできません。選手も、スタッフも、ファンも、可能性がある限りは、諦めずに死力を尽くしてもらいたいと思います。