タイムリー欠乏症

　ルイスが立ち上がりに乱れ、打線もチャンスを潰しまくり。不細工な試合で、惜しくもドラゴンズ戦3連勝はなりませんでした。

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
ドラゴンズ	4	0	0	0	0	0	0	0	0	4
カープ	0	0	0	1	0	0	1	0	0	2

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　先発のルイスは7回96球を投げ、4安打1四球9奪三振で4失点。初回だけ。本当に初回だけだったんですよね。初回に4安打を集中されて4点を失いましたが、それ以降は無安打。ゲームを作って先発の役割は果たしたのは流石なのですが、昨日までの流れを完全に断ち切ってしまいましたね。悪天候ということもありましたけど、ルイスであるだけに、もっと高いレベルのものを期待してしまいます。

　しかし今日の問題は、ルイスよりも、打線ですね。12安打でわずか2得点。ドラゴンズよりもはるかに多くのチャンスを作りながら得点できず、2得点のうち1点はタイムリーエラー。昨日までの猛打もどこへやら、いつもの拙攻カープに逆戻りしてしまいました。昨日一昨日の試合は四死球が出まくるなどドラゴンズの自滅といった側面もありましたから、相手がしっかりとしているときこそ打線の真価が問われます。
　点を取れない日は、四番に責任がのしかかります。今日スタメンで唯一ヒットを打てなかったのが、四番の栗原。特に1回のチャンスでは、いきなり4点取られた直後だっただけに、なんとか1点でも返して、早い段階で試合の流れを変えたいところでした。体調が万全ではないのはわかりますが、このクライマックスシリーズ進出をかけた正念場、もう一ふんばりしてもらいたいですね。

　今日勝って3ゲーム差にするのと、負けて1ゲーム差に詰め寄られるのでは雲泥の差があるのですが、それでも2勝1敗と勝ち越しての単独3位。残り試合も自信を持って、しっかりとした戦いをして欲しいですね。
　明日からは好調ジャイアンツを市民球場に迎えての4連戦。先発は、大竹、篠田、谷間、斉藤の順でしょうか。谷間は高橋建が復活すればいいのですが、高橋建はジャイアンツで連続KOされているところでもありますし、青木高をもってくる可能性が高いですかね。幸いにして、ドラゴンズ戦では中継ぎをあまりつかわなくて済みました。ジャイアンツ戦はブルペン総動員で乗り切ってもらいたいですね。最低2勝、できれば3勝くらいを期待したいところです。そのためには打線の奮起ももちろんですが、先陣を切る大竹にビシッとした投球をしてもらわなくては困ります。今のジャイアンツ、打線に火をつけてしまったら怖いです。