前回のプレイでは紙のマニュアルしかまともに読んでいなかったのですが、Ultima Collection のCDの中にはオープニングで主人公が入手する2冊の本に相当する、“History of Britannia”と、“Mystic Wisdom”という2つのテキストファイルが入っています。この2冊の本はかなり情報量が多くて、知っていると知らないとではゲームの進め方が随分と変わってきますね。特に“Mystic Wisdom”に書いてある呪文の調合方法は、前回よくわからなくて試行錯誤してしまった部分ですので、かなり楽になりそうです。
それとは別に、Ultima IV のヘルプファイルも入っています。中身は全て英語で、“History of Britannia”と“Mystic Wisdome”、Britannia の地図、リファレンスマニュアル、Walkthrough、クレジットという内容です。Walkthrough だけは日本語版がないのですが、中を読んでみると、ルーンの位置やマントラ、重要アイテムの入手方法など、ネタばれ情報が満載でした。これは、行き詰まったときに紐解くことにして、それまでは封印ですね。
と、いうわけでゲームスタート。
名前はRowdon、職業はTinker。かじ屋、ですね。“History of Britannia”によれば、Tinker は優れた職人であると同時に、最高の戦士でもある、だそうです。あらゆる武器を使いこなすが、なかでもダブルエーデッド・バトル・アックス(二枚刃戦闘斧)がお気に入り。道具の修理には事欠かない、とも書いてありますが、このゲームに修理なんて要素、あったっけ?
おとなしい羊飼いのダモンから「詩人の歌をききなさい その歌の中に鍵があります」、さらに陽気なかじ屋ミッシーから「献身のルーンはなかなか手に入らないわ だって炉の炎の中にあるんですもの!」というアドバイスを貰います。
詩人と言えば、この街には可愛い詩人のシングソングがいます。彼女の歌の内容は、「The raven sings, the raven saw and in the corn he sayeth 'CAH'」。“CAH”というのが、献身のマントラですかね。
ほっついているかじ屋から、神殿は東の湖にあるという情報も得ます。