振り返ってみると、ここしばらく、PCエンジンのゲームを全然プレイしていませんでした。多分、去年の正月に、午年なのでナムコの競馬ゲーム「ワールドジョッキー」をプレイしたのが最後だと思います。
その最大の理由は、前から具合が悪かったAV端子とコントローラーの端子の接触が致命的になってきて、プレイするのにかなりの支障が出てきたことです。前は接触具合を微調整すれば、一応正常にプレイすることもできたのですが、最近はいくらいじってもなかなか正常な位置にあわせることができなくなっちゃったんですよね。「ワールドジョッキー」も記事にして投稿するつもりでしたけど、画像が乱れてあまり良いスクリーンショットが撮れなかったので断念してしまいました。
ネットで調べてみると、端子の接触不良はPCエンジンにはよくある故障で、蓋を開けてハンダづけし直せば割と簡単に直るようです。でも、蓋を開けるのにあまり一般的でない工具が必要なのと、今手元に半田ごてが無いのとで、ついつい面倒くさくて後回しにしていました。
で、さっさと直しちゃうとか、別のハードを購入するとかも考えたんですけど、いずれにしろ古い機種なので、そう遠くないうちに限界が来ちゃうかなぁとも思います。なもんで、少なくとも寿命がかなり長いと思われる、エミュレータを導入することにしました。
フリーのエミュレータも幾つかあるのですが、それらはほとんどBIOS を引っこ抜かないといけないのと、遊ぶためにROMイメージを作成しないといけないのがネック。なので、シェアウェアだけど、BIOS 要らずな上に、実CDでそのままプレイできるMagic Engine を選びました。
いくつか試してみたところ、大体のゲームはまともにプレイできるようですが、表示が化けてしまうものもやっぱり幾つかはありますね。化け方も、ちょっと見辛いという程度から、まともにプレイできないレベルまで、様々なレベルがあります。
それから、アクション性の有るゲームでは、若干動作に違和感を覚えるところもありますね。もっさりしていたり、一瞬動きが止まったり。アクション性の無いゲームなら問題にはなりませんけどね。
まあ、エミュレータである以上、有る程度実機と差が出てしまうのは仕方が無いですかね。所持しているゲームの7割くらいプレイできれば御の字ではないでしょうか。起動が簡単だったり、どこでもセーブできたり、実機より優る部分もありますので、プレイする頻度も高くなるんじゃないかと思います。
これで一応、CDのゲームは大体できるようになったのですが、Huカードのゲームはまだプレイできないんですよね。これについては、実記を修理するか、データを吸い出す環境を整えるしかないですかねー。それもまた、ちょっと面倒くさそうなんですけどねー
後は、PCエンジンを含む複数のハードに対応した互換機「レトロフリーク」というのが出るみたいなんで、価格によっては購入も検討しようかと思っています。現在はPCエンジンのソフトしか所持していませんけど、これがあれば他ハードのゲームもプレイできるようになりますしね。
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