鬼門の交流戦を13勝11敗と勝ち越したカープ。交流戦で好調だったのは、比較的間隔の空いた日程のおかげで先発の薄さをカバーできたことが大きかったと思うのですが、7月はオリンピックの関係もあり、オールスターもずれ込んでタイトな日程となっています。
そうなると先発陣の整備が急務となってくるわけですが、若手の前田健太が2試合連続での好投を見せてくれました。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| ジャイアンツ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 1
| 0
| 0
| 1
| カープ
| 0
| 1
| 3
| 0
| 1
| 0
| 0
| 1
| x
| 6
|
カープの先発は中8日の前田健太。7回95球を投げて3安打1四球4奪三振で1失点と、前回初勝利を挙げたマリーンズ戦と同じく、安定した投球でした。キレのあるストレートとカーブのコンビネーションが効きましたね。去年見たときはストレートの勢いだけという印象だったのですが、今は立派にプロの球になっていました。これでもう少しストレートのスピードがついてくれば、数年後にはリーグを代表する投手になっているかもしれません。
あと、前田健太のヒーローインタビューは妙に長いのですが、インタビュアーが変に狙った質問をしたりするので、スベってアホな回答するんじゃないかとハラハラしちゃいますね。あんまりウケを狙いにいかない方がいいんじゃないかなぁ(インタビュアーも含めてね)。
打線は13安打3四球に2失策をもらって6得点。いつもながら、もっとたくさん点が取れたよなぁとは思うのですが、早めの先制点に中押し、終盤の駄目押しと、得点したタイミングはとても良かったと思います。
目立ったのは4安打を放った東出。交流戦から好調をずっと維持しています。ずっと地味に東出をプッシュしてきましたが、今年ようやく数字を伴った活躍してくれて、とても嬉しいです。1番がこれだけ出塁しているんだから、クリーンナップはもっとしっかり打点を稼ぐように。
6番のシーボルは、先制タイムリーを含む2安打。慣れもあるでしょうし、少しずつ調子も上がってきていますかね。主に打撃面での物足りなさはありますが、今日もファインプレーがありましたし、守備面も含めて考えればやっぱりサードにシーボルが入るというのが、バランス的には良いと思います。主軸とまでは言いませんので、6番打者としてそれなりの数字を残してくれればと思います。
明日の先発は中5日のルイスでしょうか。大崩れしない投手ですので、交流戦中と同じく、早い回から1点ずつでもよいので確実に加点していくことが重要ですね。なんかもうルイスは負けない投手というイメージがついているので、安心してテレビ観戦できそうです。
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