全仏オープン 決勝
ラファエル ナダル vs ダビド フェレール
6-3、 6-2、 6-3
昨年のウィンブルドン以降、ケガで7か月もの間 ツアーを離脱し
「数か月前まではここに立つ事すら 想像できなかった」と言った
2月に復帰したばかりの 赤土の王者ナダル。
そして、どんなに難しく際どい球がきても、コートの端から端までを走りぬき
私たちが「これは無理だな~」って思う時でも
まったくあきらめずにひたすら自分のテニスを貫き通す 31歳の戦う男 戦士フェレール。
私はこの2人のテニスが本当に好きです。
2人の戦いは、この間のローマでもそうだった様に とっても見応えのある試合でした。
フェレールは決勝まで1セットも落とさずに絶好調でここまで来てたし、
31歳の彼の強靭なフィジカルを見ていると 本当に勇気をもらうし希望が湧いてくる。
ナダルも、対 錦織の4回戦以降、とっても調子を取り戻してきていたし、
彼の、剣を振り回すような豪快な力強いテニスと、絶妙なコントロールは ためいき出るほどカッコイイ。
そんな2人の全仏決勝。 第2セットの第5ゲーム。
2人の思いの宿った1球1球。その力強いラリーは29ショットにもなり、
私はそのプレイに感動して 目頭が熱くなってしまった程 素晴らしい場面でした。
そして、ついにトロフィーを掲げたナダル。
同一グランドスラムで史上最多の、全仏8度目の優勝。
表彰式で、スペイン国歌が流れたときにナダルが浮かべた 赤い目の表情。
そして、いつの時も忘れない 対戦相手を心から称える言葉。
家族やチーム、ファンやスポンサーや 自分を応援してくれる全ての人に伝える感謝の言葉。
そして、本当にうれしそうな 子供のような笑顔。
本当に感動的でした。
ほんとうにおめでとう!ラファ...
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テニスは私に刺激をくれ、成長と進化をさせてくれる。
こんな素晴らしい毎日をくれるものと出会えた事に 心から感謝したい☆