東日本大震災から3ヶ月。。
なんとなく 落ち着いてきている。。。様な 雰囲気。
でも、時が経てば経つ程。
被災地と 被災していない地域との ギャップは広がる気がする。
なんとなく落ち着いてしまった 被災していない地域に住む 私。
そして、3ヶ月経っても。未だなんら変わりなく
避難所や 壊れた自宅や 支援をもらえない仮設住宅に入居した 被災者の方々。
どうなの。。。それってどうなの?自分。。と ずっと問いかけていた。
季節は冬から春。そして 初夏へと移り変わり、
支援するべき物資も 変わってきているハズ。
自分には何が出来るか。。と考えていた時に、NHKであるサイトが紹介されていた。
( http://www.toksy.jp/article/material.html )
Toksyというサイト。
ここでは、被災者の方の生の声が 分かります。
利用の方法はいくつかあって、
まず1つ目。
被災者の方が【リクエスト】という形で、
今必要な物。支援して欲しいものをのせて来ます。
それに対して、その物を持っている人が、
「私はこれだったらお送りできますけど、いかがですか?」と
【リクエスト出品】という形で、写真やメッセージを送る。
被災者の方が それが欲しいと思えば 【配送依頼】をしてくる。
そして、交渉成立です。送料などは全部こちらが負担して、送ってあげる。
そして2つ目。
こちらは、私たち被災していない人が 自ら出品するという方法。
例えば、自分の家にある、使ってないものや 頂いたものなどで、
被災者の方は、「こんな物が欲しいんじゃないかな。。」
「これ、あったら便利なんじゃないかな。。」
という物を出品しておくのです。
そうすると、それを見た被災者の方は 欲しいものがあれば 【配送依頼】をしてくる。
そしてもし、【配送依頼】をしてくる方が 複数いた場合は、
自分がその方たちの中で 「この人が一番困ってそうだな。。」
と思う方に 送料を負担して送ってあげる。。
という仕組み。
これは本当にリアルタイムで 今、被災地で求められている物が分かります。
そして、今の現状がニュースなんかで見るよりも分かると思います。
私は、人間不信です。
何日もこのサイトを見ていましたが なかなか信用できない おバカさんです。
でもね、私も、「是非 使ってもらえたら。。」と思う品物があったのです。
もう、古くて、全然いい品物では ありませんでした。
最近、新しいものに買い換えたので 「もう、捨てようか。。」と思ってた物です。
でもね。 何日も迷ったあげく、出品するだけしてみよう!と思ったのです。
もしかしたら、必要としている人が居るかもしれない。。。
もし、何日か経っても 誰からも リアクションが無かったら
出品を取り下げれば いいではないか。と考え直したのです。
そして、今日。
ついに意を決して 出品してみました。
すると、なんと! すぐにメッセージが届いたのです。
もうね、ほんと、すぐです。 すぐ。。
ビックリしました。
本当にビックリしたんです。
こんなにリアルタイムで 被災地の方と繋がってる。。。
本当に必要としている方達がいるんだ!! と思うと。。
ちょっと震えた。。
そしてちょっと涙が出ました。。
「よろしければ、譲っていただけませんか?」というメッセージに。。
「もちろんだよぉぉーーーー (涙) 」 (心の声です・・)
それからすぐにお手紙を書いて 梱包をして 郵便局に持っていきました。
でもね、実際にやってみての感想は ちょっと感動です。
感動なんて しちゃいけない所なんですけど、、、
今まで、支援物資を送った時とは また違って、
なんか、「こんな私でも 力になれる!!」というのが
リアルに返ってきた気がして。。
やっぱり、正直、うれしかったです。
見返りを求めている訳じゃないんですけど、 やっぱり、うれしいんです。
誰かの為に力になれるというのは、やっぱり うれしい。
このブログに 間違って迷い込んでしまった 誰かさんや、
お家の押入れがいっぱいで困っていた 誰かさんにでも。。。
この支援の輪が、1人にでも多く 広がってくれたら うれしいな。。。と思います。
ところで。
今日、送らせて頂いた方の自己紹介欄には、こんな事が書かれていました。
津波で家をなくし、ずっと避難所生活をしてきたけれど、
やっとこの間から仮住まいを見つけ、生活し始めました。。と。
お父様は職を無くし、ご主人様は震災で怪我をされ、お子さんもいて、
収入は無い。。。との事。。。
3ヶ月前と何が変わったのでしょうか・・・
勝手に落ち着いてるのは 本当に私だけなのだと痛感しました。
まだまだ 私に出来る事。 続けていきます。