前の記事「Excelのみで差込印刷」を書いてから2年も経過しているのにお客様が毎日20人前後訪ねてくださる.現実に合わない部分もあるので書き直してみた.
右のようにA4用紙に2枚分の領収書(黒線で囲んだ範囲)を印刷する時のレイアウトで話を進める. (1) EXCELの1ページを印刷するとき,パソコンによって56行から59行がA4用紙1枚に収まる. (2) 紙1枚に上下2枚の領収書を印刷するには,紙の余白とシートの余白を加えて,行数を割り出し,右のようにする. (3) 1ページが59行のときは,上から23行,13行,23行分割り当てる. (4) これは,紙の余白がシートの6行分に相当するということから決めた数値である. (5) 1ページ分を必要枚数分コピーしてシートに貼り付けておけば,印刷行が途中からずれる心配はない.(ここが最も重要な部分である)
 上のような様式の様の前の空白D5に名前を差し込むにはどうするかという問題解決には次のようにする. (1) A列に1ページ分1から番号をつけ,名前のところは空白にする。 (2) B列に1ページ分1から番号をつける。 (3) 数字の入ったセルはフィルハンドルを使用すると数字が増加してしまうから、絶対参照の式を使う。たとえば、I3=K$1,F11=K$2のように入力する。ただし,NO.1はそのままでよい. (4) K列の名簿はここにあってもよいし,他のファイルにあってもよい. (5) 完成したら,C1からJ22の範囲を複写して,C35からJ56の範囲に貼り付ける. (6) C37はNO.2に直し,A39を空白にすると1ページのレイアウトが完成する. (7) この1ページ分を選択して(反転させる)J56の右下コーナーにマウスポインタをあてて,フィルハンドルを使う.20枚の領収書を作るには,560行まで,引きずる.  次は右のようにA列~E列の領域を選択して昇順ボタンを押す。すると下の表のように最後は「様」が並ぶ。
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