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F1カナダGP観戦記8「緊張のレース展開」

2007-07-24 20:06:32 | セナ部
2、3周もして、団子だった車列が1列になってくると、ハミルトンの勢いがものすごいことに気づかされました。
一人別次元のような走りで、2位以下をどんどん引き離していくのです。
1周こなすたびに開く差がすごい。ヘアピンに入ってくる前の短いストレート(私達の視界で初めて、マシンが自分達の目に飛び込んでくるところ)の勢いがものすごいんです。

うーん。今日のレースはハミルトンか?!

でも、この時私の目には、このストレート、琢磨選手のマシンも他車より速いように感じ、「いけるかも!!」と思いました。(たぶん、ひいき目ではないかと・・・


・・・この日のレースはとにかく波乱波乱の嵐のようなレース展開でした。

接触するわコースアウトするわで、セーフティーカー出まくり。
(コース上が危険な状況であると、それがクリアになるまで先導車=セーフティーカーが入り、ペースダウンを余儀なくされます。そのため、各マシンの差も縮まります。おまけにペースダウンすることでタイヤの温度も下がってくるので、よろしくない

あとで聞けば、今季初のセーフティーカー導入で。にも関わらずこの日だけで4回も出たってどうよ!!信じられない~~~

ただならぬという雰囲気。
そんな中走る琢磨選手、1周がめぐる度に、「お願い!無事で!頑張って!!」と必死に思う私達。

そしてこの日、心臓が凍るような光景を目の当たりにしてしまったのです。

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