<「山回」の風景>
●歩いた日:2024年3月24日(日)
●歩いた所
・栗 沢:柏木野、向野
・大神成:野中、十二田、坊谷地、蓬田、山回、上村、前田、西村
●歩いたログ(足跡)(道のり6.0km)
(以上の地図:国土地理院に加筆)
(📸005と006の中間辺りで)道に戻り、また東に向かう。道端に石碑が立っている。
(「坊谷地」の一角2)
石碑には「塞三柱大神」と刻まれている。「地名へのいざない」に、「旧太田町国見」にある「塞三柱神社」は「上堰」の鎮守とあったので、「塞三柱大神」も水、水路の守り神なのだろう。石碑の周りに石が積まれており、この地域の人々に大切にされてきたことがわかる。
石碑の後ろには大きな伐り株がある。この木は古い航空写真に写っているだろうか。
引き続き東に向かう。「坊谷地」から「山回」になる辺りで振り返る。
📸006:「坊谷地」の風景2
道の両側の、畑を含む大きな屋敷の中にゆったりと家々が建つ。歴史を感じさせる景観である。
道右手の杉木立の少し手前が、前掲写真の石碑の場所。
また道なりに東に進み、「山回」の家々を過ぎて左折する。すぐ「みずほの里ロード」に出る。北に少し行って、視界が広がったところでカメラを取り出す。
📸007:「山回」の風景
「みずほの里ロード」は山裾の少し高いところを走っている。そこから「山回」を見下ろした風景である。下から見上げるのとは違って、田んぼの広がりがよく分かる。
「斉内川」の辺りから望んだ時には、山裾の台地状のところにこんなにも田んぼが広がっていることは想像できなかった。
すぐ下の、集落を見守るような場所に墓がある。
引き返してもと来た道に戻り、また東に進むと小さな橋がある。橋の上から南側を見下ろす。
📸008:「山回」の一角
橋は水路にかかる橋で、その水路の左側、杉木立の裾(写真左手奥に橋が見える)を「十二田川」よりもだいぶ広い川が流れている。「内沢川」である。この地域では「十二田川」にも増して貴重な水源だったと考えられる。
ところで、写真の水路に水が流れている。ログ地図でわかるように、この近くを「第二田沢開拓」の幹線用水路が通っているが、この時期は水が流れていないので、この用水路から取水した水ではない。山の沢合から流れ出て来る雪解け水だろうか。しかし、そんな水だと田んぼの用水には使えそうもないのだが・・・?。
(④に続く)
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