2025年(令和7年)の年明け後、我が「秋田・仙北平野」には雪はそんなに積もりませんでしたが、冬特有の厚い雲に覆われたどんよりした日が続いておりました。
1月12日(日)になってようやく雲が上がり、ネタ切れになっていた「仙北平野」歩きに出かけることができました(近いうちにブログに掲載します)。翌13日(月)も好天に恵まれ、放射冷却によって気温が下がり(-6度)、朝、カーテンを上げると、濃い霧の中で一見雪が降り積もったかと思われるほど、庭木がびっしり霧氷に覆われた姿になっておりました。
その姿に魅せられて、朝食後近場を車で巡り、霧氷をまとって華(花?)を咲かせたような木々の風景などをカメラに収めてきましたのでご覧いただきたいと思います。
出かけたのは9時頃ですが、まだ濃い霧が立ち込めておりました。
以前のブログにも登場しましたが、我が家からほど近いところにある屋敷林です。
大木が霧氷をまとった姿は圧巻です。霧に包まれているのも幻想的です。
すぐそばにそびえる、同じ家の屋敷林です。
欅でしょうか。横に広げた枝に霧氷が付着し、まさに「冬の華」という感じです。霧と逆光のせいで、透明感のある霧氷です。
「玉川」にかかる橋を渡っていくと、集落のはずれのところでこんな姿の木立に出会いました。
手前の方の木立につる性の植物がからまり、まるで大きな滝が凍ったような姿になっております。
霧が少し薄くなり、青空がのぞくようになりました。車であちこち走っていると、こんな光景に出会いました。
廃屋と放置状態の屋敷林です。「仙北平野」を歩いていると、あちこちで多くの廃屋を目にします。霧氷をまとって美しいだけにかえって凄惨な感じが漂います。
さらに霧が上がってきました。
集落から少し離れた場所にある神社です。
地表近くは霧が晴れてきましたが、その上にはまだ霧が漂っています。そのため、境内に茂る杉木立の下の幹は見えているのに上部は霞んでおり、なかなか風情のある光景です。
中央の白い壁の建物は社務所で、社殿は左端に建っています。
道端の雑草に付着した霧氷をアップしてみました。
霧氷は、細長い三角錐状のトゲのような形をしております。茎を中心に外側に向かって延びているようなので、風がまったくない状態で霧氷が形成されたと考えられます。これも「美しき天然」かな?。
(②に続く)
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