ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町横堀を往くー1(その3)

2017年03月16日 | 旧仙北町を往く

●歩いた日:2016年8月27日(土)

●歩いた所:大荒巻・王野田・荒巻・住吉・表木・日吉・清水・鶴田(以上「横堀」)

     高倉・荒屋敷・館腰・沖田・中村(以上「旧太田町駒場」)

●歩いた足跡(ログ)(道のり:7.8km

(以上の地図:国土地理院)

 さらに北に進むと、やがて「旧太田町駒場」に入る。道右手前方の木立の中に、立派な塀をめぐらした大きな屋敷が見えてくる。引き続き、その屋敷脇を北に進み、「四ツ屋」-「太田」をつなぐ広い農道に出たところで引返す。

 ログ地図には、この辺りの地名を「荒屋敷」と記されている。「地名へのいざない」によると、「荒屋敷」、「新屋敷」とも、開墾された場所の新集落の意味で、「大仙市」のあちこちに数多く存在することがわかる。

 再び大きな屋敷の脇を過ぎたところで左折して東に向かう。少し進んで振り返り、カメラを取り出す。

📷006:「荒屋敷」方面を望む 

  大きな木の下に、白く連なるのが板塀で、その右に大きな母屋がのぞかれる。 

 また東に進み、突き当たりを左折し、ログ地図に「館腰」と書いてあるところで広い農道に出る。農道から少し離れたところに大きな寺が見える。寺名を確かめたくて門のところまでいくと「龍像院」と書いてある。農道を西に進み、途中、振り返ってカメラを取り出す。

📷007:「中村」の「龍像院」

 道路左側の木立のところが「龍像院」で、かなり大きな寺である。

 寺のあるところは「中村」。「中村」は中心集落、本村の意味で、全国で最も多い地名であるという。中心集落に大きな寺があるのは当然かも知れない。

 東山は雲に隠れてほとんど見えないが、山に向かって真っすぐに伸びる道の脇にベゴニアのプランターが並ぶ。「旧太田町」には花がある。地域と学校が一緒になって花壇コンクールが行われていることを思い出す。

 そのまま西に進むと、車を止めてある場所に着くが、まだ時間があるので、ログ地図に「鶴田」とあるところを目指して南に曲がる。「沖田」を抜けて「鶴田」に入ると、また「横堀」である。またまたバス路線に出て西に向かい、「鶴田会館」の前を過ぎて間もなくすると、南北に走る広域農道との十字路の交差点である。

📷008:交差点の花壇

 交差点には、サルビアとベゴニアのプランターがびっしり置かれ、見事な眺めである。近くの「旧太田町」の花を見て、対抗心を燃やしたかな。写真ではよく見えないが、看板には「よい環境をつくる鶴田集落」と書かれている。集落の人たちの意気込みが感じられる。

 交差点だけに、ドライバーが見とれると少し危ないような気もするが。

 この後、南北の広域農道を北に進み、さらに西に折れて車に戻る。少し涼しい日とはいえ、だいぶ汗ばんでしまう。

(終わり)

●ブログの掲載したログ(足跡)の累計(累計の道のり:102.9km)

 次回からは、「旧六郷町六郷」を予定していますが、3月も半ばになり、だいぶ春めいてきましたので、その前に「 四季のたより」を掲載するかもしれません。

 これからも、よろしくお付き合い願います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★旧仙北町横堀を往くー1(そ... | トップ | ★歩くスキーで春を探す(その1) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旧仙北町を往く」カテゴリの最新記事