ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧太田町長信田を往く-3(その1)

2020年08月12日 | 旧太田町を往く

<今回のログ図>

●歩いた日:2020年7月17日(金)

●歩いた所

 ・小神成:田ノ尻、南田ノ尻、北田ノ尻、大面、桜木、北野、小田中、根笹

 ・太 田:築地古館

 ・東今泉:大信田

 ・斉 内:高野、栗木

●歩いた位置

●歩いたログ(足跡)(道のり5.9km)

(以上の地図:国土地理院)

 この次はどこを歩こうかと考えながら、これまで掲載したブログの一覧を眺めていると、「旧太田町」の記事がしばらく途絶えていたことがわかりました。「旧太田町」は、今回のログ図の右下にも出ている「石神」、「長田湯伝」、「三岳」などを歩いて「東山」の根っこまで到達(「長田湯伝」のすぐ東に「大台スキー場」がある)したので、なんとなく足が遠のいていたのかもしれません。
 そこで今回は「旧太田町」に行くことにし、以前歩いた時には時間がなくて立ち寄れなかった、「築地古舘」の「太田城跡」を是非訪ねてみたいと思い、出かけました。
 それでは本文に入ります。

 「県道11号(角館-六郷線)」から分かれて、「大仙市役所太田支所(旧太田町役場)」、「太田中学校」の前を通る道を、前方に「大台スキー場」を見ながら東にまっすぐ進む。「田沢疎水」の幹線用水路の少し手前の十字路脇に、以前、この近くを歩いた時に一息入れるために缶コーヒーを買ったお店屋さんがある。その店の斜め向かいの農道に車を止めてスタート。
 車から少し離れたところで車で来た方向を振り返ると、珍しく「鳥海山」がよく見えるのでカメラを向ける。

(「田ノ尻」から「鳥海山」を望む)

 「頭を雲の上に出し~」。「仙北平野」から望む「鳥海山」は、県民歌に「秀麗無比なる 鳥海山よ」と歌われる如く、まさに秀麗な姿である。
 「鳥海山」の右下に、一段高いどっしりとした山が見える。「秋田県」地図で方向を確かめると、この5月に登った「八塩山」のようだ。登る前には気にも留めなかっただろうが・・。
 青々と葉を伸ばした稲は、7月も中旬になったので、茎の根元にそろそろ小さな穂(幼穂)を作り始めているだろうか。
 十字路から北に向かう。右手奥に大きな集落が見える。「田ノ尻」である。右に折れて集落の中に向かう道を進む。

📷001:「田ノ尻」集落の一角

 集落の中ほどにりっぱな花壇がつくられている。以前に「旧太田町」を歩いた時にも、あちこちで花壇を目にしたことを思い出す。「旧太田町」では昔から花・花壇づくり運動が行なわれおり、この後も何カ所かで花壇を見かけた。
 立て看板には「ここは花の駅 田ノ尻」とあり、鉄道駅に模して隣は「南小神成」、「北小神成」の案内もある。そこにも集落の花壇がつくられているのであろう。また、奥の看板には「人に愛」、「地に花」、「天に星」と書かれている。
 道の向かい側には「田ノ尻生活改善会館」があり、そこはコニュニティーバスの停留所にもなっていて、下屋を降ろしたところに椅子などを置いて、「花の駅待合所」の看板がかかる。
 ここから少し行くと十字路があり、そこを右手に少し進んだところで振り返る。

📷002:「田ノ尻」集落の一角2

 左手から電柱奥の十字路に出、手前にきたところ。屋敷林の中に大きな家が建ち並ぶ。調べると、この集落の字名としては「田ノ尻」のほか「北田ノ尻」、「南田の尻」がある。
 道左手の家の入口にも花を植えたプランターが置かれている。

(その2に続く)


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