ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町横堀・旧太田町横沢を往く-2⑤

2024年11月05日 | 旧仙北町を往く

<「蛇塚」、「関口」の風景>

●歩いた日:2024年9月25日(水)

●歩いた所

 ・板見内:長仙寺、北畑、蛇塚、君信、関口、下川原

 ・三本扇:羽見内、高野、宮内、侭下川原 ※「三本扇」は「旧太田町横沢」に属す。

 ・本堂城回:西館、北館、嶋田 ※「本堂城回」は「旧千畑町千屋」に属す。

●歩いたログ(足跡)(道のり7.9km)

(以上の地図:国土地理院地図に加筆)

 「蛇塚」の「水尺神社」から引き返して、県道から延びる道に戻る。ログ地図を見ると、この道は「川口川」にかかる橋に向かっているので、橋を目指して進む。橋の少し手前で振り返る。

📸013:「蛇塚」、「関口」の風景

 右端の祠の奥に見える木立のところが「水尺(蛇塚)神社」で、道の右側が「蛇塚」、左側は「関口」になるようだ。随所に木立が見え、よき農村の風景という趣。

 道奥にちょうど「真昼岳」が見える。

 橋のすぐ手前で行く手を望む。

(「蛇塚」の「八景橋」)

 橋右手のプレートに「はっけいはし」とある。たぶん向う側に漢字で書かれたプレートがあるだろうと橋を渡ってみると、「八景橋」である。橋の名称はすぐ近くの地名を当てるのが一般的だが、「八景」という地名は見当たらない。

 左手のプレートには「昭和41年7月竣工」とあり、かなり古い橋である。「川口川」の改修にあわせてかけられたのだろうか。

 橋から引き返し、南西に延びる道を進む。行く手の右奥に見えていた神社に至る。

📸014:「北畑」の「板見内神社」

 広い境内を持つ大きな神社である。道と社殿の間は広場状になっているので、そこを横切って直接社殿の前に行く。

 見上げると、扁額が三つ掛けられており、中央に「板見内神社」、左側に「北畑神社」、右側には薄れてよく見えないが「菅原神社」と書かれているようだ。

 「秋田県神社庁」の資料によると、御祭神は「菅原大神」。元々は「板見内本郷(八幡堂)」で酒造業を営んでいた「出原家」の祖先の氏神であったが、土地の人々の信仰が厚かったため、「板見内」地区に下されたので、土地の地名を付け現在に至る、とある。

 社殿を背にして南を望むと、長い参道が延びている。社殿のすぐ前には、これも市の文化財指定の標柱が立つ大杉が聳える。参道を進み、鳥居をくぐったところで振り返る。

(「北畑」の「板見内神社」2)

 参道を奥から来たところ。鳥居には「板見内神社」とある。

 参道脇の木の陰の下で見づらいが、この神社にも「菅江真澄の道」の標柱が立つ。この標柱には「菅原神社」と書かれている。

 神社の境内を出て南に向かうと、道の右手(西側)に大きな池がある。ため池だろうか。

(⑥に続く)


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