ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★寒い~~!、でも、きれいーー!(その1)

2018年02月02日 | 四季のたより

22日(金)、ここしばらく続いていた雪模様の天気が一変して、前日に続いてこの日も快晴になりました。朝、新聞と薪を取りに外に出てみると、なんと、最低気温が我が家の温度計で-15度まで下がっております。1月の下旬に-10度を下回った日が23日ありましたが、この気温は何年かに一度しか訪れない、この冬一番の寒さです。テレビニュースでも、真っ先に、県内各地で記録的な低温を記録と報道されました。

 家の周りを見回すと、あらゆるものにこれまでになくびっしりと霧氷が付着しております。

 鉢植えの「ライラック」の枝はこんなふうになっておりました。

 こんなに成長した?霧氷は初めてです。

 つらら(氷柱、この辺りでは「シガ(ッコ」といいます。)に霧氷が付着しているのを初めて見ました。

 何やら毛が生えた氷のようです。

 こんな日はめったにないので、カメラを持ってドライブに出かけることにしました。9時少し前の出発でしたが、その時でも気温は-13度でした。小屋のシャッターを開け、車に近づくと長靴が床のコンクリートに吸い付きます。消雪のために地下水を散水している中を歩いたので、長靴の底に付いた水滴が、コンクリートに足をつけた途端に凍ってしまったようです。

 こんなに気温が下がった日の冬景色は実に見事で、冬将軍ならぬ冬の神様の贈り物のようにも思われます。ドライブがてら撮った写真を何枚か見ていただきます。なお、途中、冬景色にカメラを向けている人を何人か見かけました。

 霧氷をまとった大きな木立です。

 斜めから射し込む陽射しが霧氷に陰影をつくり、透明感も感じられます。

 「玉川」に架かる橋の上の眺めです。

 奥の「西山」は川霧で少し霞んでいます。右岸の木々は日に照らされて輝いているように見えます。まったく風がないので川面が鏡のようになっていて、川岸の木々を写し出しております。

(その2に続く)


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