我が「秋田・仙北平野」は、この(2024年)冬も12月中旬になって雪の降る日が続いております。12月18日(水)も、天気予報のとおり朝から雪雲に覆われましたが、午後のやや遅い時刻になって、用事帰りの車の中から空を見上げると、西側の空は依然として厚い雲に覆われているものの、東側の空はいつの間にか雲が消えて青空が広がっております。
日はだいぶ西に傾いて雲の陰になっていましたが、東の方を望むと低い雲越しの日射しを受けて「東山(奥羽山脈)」が輝いております。
そこで、家に帰ってから、カメラを手に改めて「東山」が見渡せるところまで車を走らせ、写真に撮ってきましたので、そのうちの数枚をご覧いただきたいと思います。
「旧仙北町横堀」から眺めた「東山」です。先ほどまで雪を降らせていた雲がまだ「東山」にまとわりついている感じです。右寄りの、一段高いところに出ている白い雲の辺りが「真昼岳」のようです。
日が傾いておりますので、山に影ができて、尾根や谷が強調された立体感のある景色になっており、田んぼの起伏もよくわかります。
水路の奥辺りをアップしました。
水路奥の左手に大きな沢状の地形が見えます。「旧太田町」にある「大台スキー場」のすぐ南にある「川口渓谷」のようです。
山にはだいぶ厚い雲がかかっておりますが、その上には青空が広がっておりますので、雪を降らせる雲とは違うようです。
右手の方(南寄り)に目を移してみます。
こちらの高い雲は、中央が「秋田女神」、左端が「女神山」の辺りと思います。山が高いところには高い雲がかかるようです。
西日による影で、大きな沢筋が一目瞭然です。
次は、一枚目の写真の右端、「真昼岳」の麓付近をアップした写真です。
左上の高い雲のところが「真昼岳」と思われます。
その右下の麓に特徴的な地形が浮き上がって見えます。大きな谷筋が見えるこの場所は、ちょっと自信はありませんが、「真昼岳」と「女神山」をつなぐ尾根への登山口、「善知鳥(ウトウ)」登山口(「旧千畑町千屋」)の辺りだと思われます。
日に照らされて輝く山肌の上部に雲がかかっている景色は、「東山」が今ベールを脱ぎつつあるような感じです。
この後、青空は次第に西の方にも広がり、18日の夜から翌19日にかけて久しぶりの好天に恵まれました。
(その2に続く)
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