てんくんのお気楽日記

気が向いたら書く健忘日記

涙で前が見えない

2009-01-06 | 読書

重松 清

きみの友だち

超お薦め

凄く心に残る話だった

友達って何?沢山いなくちゃ駄目?

自分を無くしてまで、作らなくちゃ

いけないもの?

皆の心に問いかける感動作

涙が止まらなかった

思春期の人にも、大人になった人にも

是非読んで欲しい

浅田次郎

鉄道員

超お薦め

短編集

好きだったのは、表題の「鉄道員」

「うらほんえ」「角筈にて」

「オリオン座からの招待状」4編

泣きながら読んだ

椿山課長の七日間

超お薦め

これも涙が込み上げるので、電車で

何度もヤバかった~

泣きそうになると遠くを見て

堪えながら読んだ(笑)

突然死んでしまった椿山課長と

あの世で出会った2人のお話

あの世の話は結構笑えて

こんな感じだったら死ぬのも

悪くないなぁ~

なんてのんきに読んでると、やられる

3人がこの世への未練を

何とかする為に、仮の体に宿り・・・

とココまではまだ笑える話

でも、3人のこの世の未練ってのが

切なく悲しい話なのだ

こんな素晴らしい人達が

何故死ななければいけなかったのか・・・

人生とはなんとも理不尽だ

現実もしかり

やるせないね

闇の花道

天切り松 闇がたりシリーズの第1弾

闇がたりとは、低く、抑揚のない

六尺四方から先は届かないという

夜盗の声音

12歳で親から泥棒の親分に売られた

松蔵が語る、切なく悲しい物語

特に松蔵の姉の話

「衣紋坂から」は悲しすぎて

涙が止まらなかった・・・

横山秀夫

陰の季節

警察短編集

D県警という舞台で、次々に進む話に

引き込まれる

警察組織の内部の出来事が

凄くリアルで面白い

刑事ものじゃない、警察ものが

なんだか新鮮でGOOD

藤原緋沙子

橋廻り同心 平七郎控えシリーズ

夕立ち

冬萌え

夢の浮き橋

このシリーズも6冊

かなりハマッてまつ

江戸の町が生き生きと描かれて

時代小説の面白さ満載

まだまだ、読みまするぞ(笑)