清張
・松本清張
言わずと知れた巨匠
ドラマや映画にもなった作品が数多くあり
数々の賞を受賞
学生時代に「砂の器」しか知らなかった
けど、凄く読みたくなり行きつけの(笑)
古本屋で購入
「点と線」
汚職事件の渦中、重要なポジションにいた
課長補佐が心中した
だが、相手の女性との接点が
見つからない・・・
鉄壁と思われるアリバイは崩せるのか
「ゼロの焦点」
これ面白かった
何が面白いって行方不明になった夫を
探しに北陸金沢に行った妻が、真相を
解明していく
素人なので、もどかしいがそこが
新鮮だった
「疑惑」
短編集
前にでやったのを少し見たことがあった
主人公の女を沢口靖子がやったんだけど
・・・小説を読むとまるで違う
夫に保険金を掛けて殺害したとして
逮捕された、悪女
一貫して無罪を主張しているが、果たして
真実は・・・
「遭難」
短編集
表題になってる「遭難」が面白かった
その他の短篇も勿論
面白いけどね
・東野圭吾
「鳥人計画」
東野さんは面白いね
突飛な話(笑)
日本ジャンプ界のホープが殺された
何故?動機は?犯人は?
意外な最後が・・・
・小川洋子
「博士の愛した数式」
凄くハートフルなお話だった
ホンノリ心が温かく、そして切なく
読んでて心地良い本だった
80分しか記憶がもたない博士の絶望の
心を思うと涙が止まらなくなった
家政婦とその息子との心の交流が温かく
素敵だった
映画は見てないけど、キット小説の方が
良いと思う・・・
家政婦の小さな息子ルートの
博士への敬意は母親よりも強く感動した