特別献立やってみました。
お祝いのお席でした。時節柄どんな趣向にしようか考えて???結果、花は桃・雛祭りに。
前菜は長芋寄せ子持ち昆布添え。子持ち昆布を御存じでしょうか?本はニシンの子で 数の子は鮭で云うところの筋子。子持ち昆布はイクラでしょうか。つまり産卵後の物です。
造りは雛飾りにて。桃の花とぼんぼりで 花とロウソク以外は食べられます。けど?
お椀は蛤新丈潮仕立て。くち子添えてます。くち子は また名を「ばち子」といいます。ナマコの卵巣を一本づつ串に掛けてゆき乾燥させたもので 形が三味線の「ばち」に似ているところからそう呼ばれるようになったとか。
この他に 若竹煮・白魚もずく酢の物。忘れてました!本来の生業部分はたらの芽・ふきのとう・菜の花。江戸前は穴子・きすほか。
この時期にビッタリな献立に仕上がりました。
しかしながら普段は当店に存在していない献立でもあります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます