歌手RAIN(ピ)とキム・テヒ夫婦の自宅に不法侵入した70代の男性と女性に執行猶予が宣告された。
15日、裁判所によると、10日にソウル西部地方裁判所の刑事7単独ユ・チャンフン部長判事は暴力行為など処罰に関する法律違反(共同器物損壊罪・共同住居侵入罪など)の疑いを受けている男性A氏(79)と女性B氏(73)に罰金70万ウォン(約6万円)、執行猶予1年を宣告した。
2人は今年2月3日午前9時40分頃、ソウル龍山(ヨンサン)区にあるRAIN&キム・テヒ夫婦の自宅のドアを壊して侵入した疑いを持たれている。容疑者らはRAIN夫婦と一緒に暮らしているRAINの父親C氏が20年前、お餅屋さんを運営していた当時、米の代金を支払っていないと主張し、金を要求していたことが分かった。
A、B、C氏の3人は元々知り合いで、犯行当時B氏は「米の代金を支払ってくれ」と叫びながらドアを押し、A氏はドアの開閉装置を壊したという。
ユ部長判事は「被害者側が精神的にかなり苦しんできたが、処罰を望まないという意思を表している点を考慮した」とし「双方が長い間、つらい時期に交流しながら生きてきて、A氏とB氏は現在高齢である点を考慮した」と判決の理由を説明した。