西国第12番札所 岩間山 正法寺 (岩間寺)
御詠歌 水上は いづくなるらん 岩間寺 岸打つ波は 松風の音
滋賀県大津市と京都府宇治市の境にある標高445mの岩間山中腹に位置し、岩間山正法寺と称し、岩間寺として親しまれている。西国三十三所第十二番、ぼけ封じ近畿十楽観音霊場第四番札所でもある。
ご本尊は、三重のお厨子に納められている御丈十五センチの千手観音で、"雷除け観音""汗かき観音""厄除け観音""ぼけ封じ観音"と呼ばれているそうで、静寂に包まれた境内には、日本一の桂の大樹群、芭蕉の池等があり、歴史と自然が共存。四季折々の自然が楽しめる。
江戸時代の俳聖松尾芭蕉は、岩間寺に参籠してご本尊の霊験を得、その俳風を確立したと言われており、本堂横手には芭蕉が「古池や蛙とびこむ水のおと」を詠んだと伝えられている「芭蕉の池」が残っている。
芭蕉の池
日本一の桂の大樹群
御朱印
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