『三樂録』

「善樂」「健樂」「長樂」の探究軌跡。時は満てり、これでいいのだ。

せん定

2020年04月25日 | 三楽菜園

年が変わってすぐ、嵐のような暴風雨が、「アルプスの乙女」のリンゴの木を根こそぎ倒した。現在は、リンゴは写真の「シナノゴールド」と、「秋映(あきばえ)」が残っているだけ。今年のシナノゴールドは花芽が多かったので、カイドウの花と人工授粉にチャレンジ。9月末当たりをお待ちください。

 

 

今年は昨年よりも二週間ほど早く夏野菜の植栽。トマトは、ミニを二種と中玉は「レッドオーレ」。限りなく甘さを求めて育成。昔、神奈川の姉のところで食べたトマトの甘さが忘れられず、我が家のチャレンジは続いている。浮かないトマトは作れるようにはなったが、品種を変えたり、水を与えず育成したりと挑戦はしているのだが、未だ足下にも及ばない。悔しいが、プロの背中がなかなか見えない。毎年のトマト栽培には、その様な念いが秘められている。

 

 

例年通り、なす三種、キュウリ三種、ピーマン、万願寺唐辛子、小玉スイカ二種。オクラは後日植栽。

ハウスの中では、落花生の「大まさり」と、茶豆の苗作り。

 

 

『三楽菜園』は、春の花が、華やかさを競うかのようだ。「カロライナジャスミン」は、小さな黄色の花をたくさん咲かせて、豪華さをアピール。

 

 

今年も「ダルマフジ」は、色の華やかさと匂いで、人の足を止める。

 

 

「桜草」は、去年一鉢購入し、四角の盆栽用の鉢に植え替えて、花色の鮮やかさで思わず魅せられる。昨年、NHKの「趣味の園芸」を観て、園芸店を探し、ここまで漕ぎ着け大満足。

 

 

毎年、家内は冬の葉ボタンが終わると、マーガレットを植栽。道路に面した場所なので、気がついた人は必ず足を止める。

【余 録】

セーラー万年筆社長の中島義雄さんが、「成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと」と言っている。強烈に「成功」を望むこともなくなったが、「何もしない」のは良くないという認識はある。退職して間もなく一か月になる。この間、今までできなかった「三楽菜園」の手入れや、せん定、書籍の整理や書類の廃棄など、暇(いとま)なく断捨離に励んでいる。

 

 せん定の


 脚立押さえる


 内助の功

 

コロナの影響もあるので、家に籠(こ)もっての作業ばかり。コロナ問題が解決したならば、何をしよう。就業中の正解のない問題を考えるのと違って、心弾むが何も見えてこないのはなぜだろう。

 

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