のびちゃんの「どうなるのよ日記」

病気したりケガしたり、なんだかいろんなことがありました。

ようこそ




夢見

2013-04-16 | ●ハルと暮らしてます
昼も夜も安定剤飲まないでいられる日が増えたよ。
調子よくなってきた。

だがしかし、夜はなぁ・・・。
薬飲まないで寝ると、2時間おきぐらいに目がさめちゃう。
それと、見たくない夢をみてしまう。
夢をみるならまだ寝てるってことだからいいけど、
半分起きたような状態で、
架空の会話をダラダラと展開していくっていうことがよくある。
ってのは、よくないと思うがなぁ。



今朝は、ものすごく辛い寝起きだった。
夢。姉ちゃん登場。死んじゃって5年近く経つんだけど、
夢の中ではしっかり生きていて、会話もたくさんして、
一緒に過ごしてたんだよね。
鮮明。あったかい体温すら感じたよ。

夢から覚醒する時、寝ぼけ状態だったかな。
よく覚えてないんだけど、夢でお別れしたのかな。
それとも、目が覚めて姉ちゃんのこと恋しくなったかな。
声をころして、でかい声出したみたいにボロボロ泣いてた。
で、泣きながら目が覚めた。
あ~、もう最悪。

悲しすぎだよ。
こんな夢、見たくなかった。
会えたのは嬉しいけど、リアルすぎて、
また、お別れの悲しみ味わっちゃったじゃんか。
なんてことよ。
もう、お別れは二度といやよ。




ボッコに帰ってきて欲しいって言われた。
そりゃそうだよね。
「家族なのに離れてるのはおかしいよ」

とーちゃんにそれを言ったら、
あっさり、
「帰ってくれば~」
軽い。
軽すぎる。

いろんなこと考えてください、と伝えた。
考えてくれた上で、とーちゃんが帰ってきて欲しいと言ってきたら、
帰ってもいいかなと思う。
でも、もうその話、忘れられたっぽい。
な~んも、言ってこない。


家出は、続くのであった。


ボッコは、
休みにはこっちに泊りに来てるし、
まめに電話してるし、ちょいちょい一緒に過ごしてるからね。
「もう少し待て。とーちゃんにでかい顔されたくない」と、言っておいた。


屈しない。

とーちゃん

2013-03-31 | ●ハルと暮らしてます
結婚して、えっと~・・・
23回目の結婚記念日か。

別居してるけれど、
普通に連絡とりあって、ちょいちょい顔は合わせてる。
あ~・・・
別居したから、普通に話せるようになったんだな。
距離を置いて、よかったんだと思う。


一緒に夕食とケーキを食べようと連絡があって、
今日、ハルと行ってきた。

とーちゃん手作りのハンバーグと、手作りのソース。

あ~・・・・
私が作ったのより、うまかった。
なんだかなぁ・・・。


家に帰ってから、メールが来た。


「忘れ物」って。

写真が添付されてた。

   


あは。



それだけ。
とくに何も話しもせず、
ご飯食べてテレビ見て、
で、帰ってきた。

ご飯の用意も、洗い物も、とーちゃんは手早い。
洗濯物も、毎日干てる。
団子の面倒もみてる。
ボッコのことも。
仕事もしてる。

器用だな。

元気そうだし。



私とハルは、そのテンポについて行けないのかな。


とーちゃんからのメール

2013-03-29 | ●ハルと暮らしてます
とーちゃんから、メールが来たんだよね。
「日曜日外食しない?」って。



・・・・・・??



ハルは、外出できないんだけど。
留守番?

なんなんだ。



あ~~~、
このブログ、けっこう立ち寄ってくれる人が多いんで、
ってのは、きっと、病気とかケガの名前を検索して、
たどり着いてくれてる人とか、
あと、常連さんとか。どもども。ぺこり。

ってことで、少々説明入れるけど。


去年の2月にスキーで転んで、6月に前十字靱帯再建手術したのね。
その頃から、ものすごくとーちゃんの風あたりが強くて、
弱ったところにどんどん暴風。
で、どうしてもダメで、貸家借りて、私だけ療養って感じで家を出たわけで。

一人暮らしが始まったと思ったら、
夏休みに大学から帰ってきてたハルが、とーちゃんと言い合いになったそうで、
そのとき、とーちゃんに、何発か殴られて、
・・・とーちゃん、酒飲むと酒乱か?っていう時がよくあって・・・
で、ハル、ショックが強すぎて、失声症になっちゃったのね。
で、一人暮らししてた私の家に来て、療養中。

ずっとハルと二人で暮らしてるわけ。


とーちゃんはというと、
こっちのことはほとんど気にせず、
ボッコと楽しそうにあっちの家で暮らしてる・・・たぶん。

ボッコは中学、もうすぐ2年。
週末こっちに泊りに来てる。
こっちからも、ちょいちょい、あっちの家に帰ってる。
団子(猫)にも会いたいしね。


とーちゃんからの振込だけじゃたりなくて、
スイミングのコーチのバイトに復帰したんだよね。

で、ちょっと生活が安定。
随分ココロも慣れてきた。


そんな、この頃。




で、話はもどるけれども。


メールが来たんだよ。
「日曜日外食しない?」

返信。
「ハルは外出できないんだけど、留守番させるの?」

ハルの状態、わかってないな。と、ちょっと呆れたけれど、
外食なんて贅沢、めったにできない生活だから、ん・・・誘惑。

なんで突然。
ここで喜んではいけない。
また、期待を持ってしまうと、きっとがっかり悲しい結果になる。
手強い相手さ。とーちゃん。




しばらくたって、返信の返信が来た。
「じゃ、家でケーキを食べよう」

あっ!!



3月31日、結婚記念日だった。


あ・・・・・



とーちゃん、反省したのかな。
とーちゃん、気にしてくれてるのかな。
20回目の結婚記念日なんて、忘れられて、飲み歩かれて、
いなかったかんね。
そもそも、結婚記念日のお祝いなんて、最初の1回ぐらいしか、なかったんじゃないかな。

ここで喜んではいけない。
期待を持ってはいけない。
がっかりすることになるし、
また悲しい思いをすることになるから。
決して喜んではいけない。
どうせまた、嫌なことが繰り返されるだけだ。
希望も期待も捨てるんだ。







でも、
学習能力の弱いのびちゃんは、
とーちゃんからのメールがうれしかったのでした。

学習能力の弱いのびちゃんは、
また、若いころの部分的に楽しかった時があったその時代の、
影を追ってしまうのでした。


でも、
期待はしないように、
でも、
ちょっとだけ望みを頭の中で、ふわふわさせるのでした。

今日は久しぶりに涙が出た。

2013-03-14 | ●ハルと暮らしてます
この家で、古い貸家で、
のほほんと暮らしている。
のほほんと、している。・・・・は、見た目だけだ。
理想かな。目標かな。

ずっと緊張と不安の日が続いてた。
泣いてばかりいた。

でも、ハルが来てから、ハルのためにご飯作ったり、
苦手な買い物も、ハルのために行くようにがんばった。
そうやってるうちに、だんだん慣れてきた。

お金がないから・・
とーちゃんから入金は毎月あるけど、
それだけじゃ足りないから、バイトを始めた。
やる気はあっても、体がなかなか慣れなかった。
出かけることを脳みそが拒否してるみたいだった。
ホントハヤメタイ、ホントハヤメタイ、ホントハヤメタイ・・・
その言葉ばかり頭の中をグルグル。

ほんとは買い物だってイキタクナイ、イキタクナイ・・・


それでもがんばってた。
すっごくがんばった。
泣きながらがんばってた。


そうやって、何か月も過ごしていたら、
やっと出かけることに慣れてきた。
いやでもバイト。いやでも買い物。
その「いやでも」の部分を取り除いてがんばった。
「やらなくちゃ」「いかなくちゃ」ってがんばった。

そうやって、また過ごしてたら、辛さが減ってきた。


こないだの心療内科受診の時、
安定剤を飲まないでみようって言われた。
もう大丈夫?・・・・
大丈夫だけど、無理はしないで、飲みたいと思ったら、飲んで。って。

わかった。

朝夕、2回安定剤を飲んでたところ、夕方とか、夜だけにした。
なんとかなってる。
でも、バイトの前にちょっと緊張して、お腹がゆるくなる。
夜も飲まないで寝てみた。
でも、それはだめだったみたい。2時になっても3時になっても、
なんだか落ち着かなくて、考え事ばかりして、寝られなかった。
だから、夜は飲もうって思った。




今日はバイトも通院もない、お休みの日。
なにもやることがないから、仮面ライダーカブト見てた。

夕飯の用意してるとき、
急に涙が出てきた。


なんでこんなにがんばらないと、普通に暮らしていけないんだろう。
なにやるにも、がんばらないと、過ごせない。
フライパンに入れる、麻婆豆腐のお豆腐を、コンロに2カケ落としちゃって、
すごく悲しくなっちゃった。
なんでお豆腐落ちちゃったんだろう。お豆腐捨てなくちゃならないじゃない。


病気になっちゃったハルの面倒をみてるわけだけど、
平気な顔してるけど、
ほんとはね、そんなに強くなかったみたいだよ。
すっごくがんばっていないと、平気な顔なんてしていられないんだよ。


今日は、落としたお豆腐がきっかけで、
ハルのことも、ボッコのことも、自分の今の状況のことも、
いろんなことが一度にココロを占領して、
涙がポロポロ出てきちゃったんだ。

幸いね、一日中、花粉の鼻水で鼻ズーズーかんでるから、
キッチンで涙と一緒に出た鼻水かんでも、ハルには泣いてるのわからないから、
大丈夫。


がんばらなくていいとか、がんばりすぎないで、とか、
声をかけてもらっても、
私は、ものすごく、チカラを振り絞ってがんばらないと、買い物に行けないし、
ものすごくがんばらないと、ものすごくがまんしないと、バイトに行けないんだ。
がんばらないでいたら、食べ物がなくなるし、お金もなくなるんだ。
プールでのバイトは大変だよ。責任もあるし。子ども見るから。
でも、プールでバイトすれば、会員費払わなくても、自由にプールが利用できるんだ。
泳ぎたいから、プールでバイトしてるってのもある。

「がんばってドタバタしてたほうがいい」って、心療内科の先生。
確かに、そうやって何か月も過ごしてたら、
いつのまにか、がんばるってことができるようになってた。

今日はポロポロゆるんじゃったけど、
たまにそうなると思うけど、またがんばって、日々を過ごす。


私みたいな人、ハルみたいな人が、生きにくい世の中なんだって。
先生が言ってた。



もうすぐお風呂の時間だ。
お風呂に入って、少したったら、寝る時間だ。
寝たら今日が終わっちゃう。
明日はバイトに行かなくちゃ。パンがなくなっちゃうから買いに行かなくちゃ。
明日がやだな。って思う、休みの日。


とーちゃんと、仲良しだったのにな。
とーちゃん、優しかったのにな。
幸せだって思ってたのにな。思い出なのか、妄想だったのか。なんだったのか。

ハルが声を失っちゃったの、とーちゃんが原因って、
じゃあ、私は、誰を頼ったらいいの?


家の中のもの

2013-03-03 | ●ハルと暮らしてます
家の中のもの






やっとね、この家に慣れた。
落ち着けるようになった。

引っ越してしばらくは、不安だったり、緊張したり。
でも、今は、とっても暮らしやすくて、気に入っちゃった。


あと、1年ぐらいはここにいたいな。


そしたら、家にもどるかな。




ほんとはね、ずっとここでハルと暮らしてたいんだけどね。

ボッコ、13歳になりました。

2013-01-28 | ●ハルと暮らしてます



ボッコ、元気です。
まだ小学生のころと、まったく変わらない顔してるけど、
ちょっとだけ背は伸びたかな。

ボッコが作った自分の顔
そーっくりです。



週末はだいたい一緒に過ごしてる。
この頃は、オンラインゲームで遊んでることが多いから、
会いに行ってもこっちに来ても、前ほどは遊んでくれなーい。

そんなんでも、
誕生日の日は向こうに泊まったんだけど、
朝、「そっちのほうがあったかそー」
と、私の布団にもぐり込んで来た。
まだまだかわいー、ボッコです。

13歳だ。
これからお楽しみ。



ハルは、いつもゴキゲンです。
でも、まだしゃべれません。

長いな~。

今年もよろしくお願いします。

2013-01-01 | ●ハルと暮らしてます
家に戻って年越しをしました。
ウンカちゃんはバイトの都合でこっちに帰って来られないけど、
ハルとボッコと、とーちゃんと、
4人で新年スタートです。

テレビをみながら団子と遊んで、
のんびりなお正月。


とは言っても、とーちゃんには不満がいろいろと・・・。
ま、こういう時なんで、がまん。


昨夜は予定通り、とびだせどうぶつの森でカウントダウン。




今日になって思った。
「しまった!!『どうぶつの森』もやって、どっちの森でもカウントダウンするんだった!」
とびだせ、より、とびださないどうぶつの森のほうが、カウントダウンの花火と音楽は、好きだな。
次回は、両方の画面を並べて、年越しするぞー!




初日の出。
日の出・・では、ないのか?
窓からお日さま見えたのもう7時になってたから。





晴れ。

今年もご心配かけました。

2012-12-30 | ●ハルと暮らしてます
心配かけてばかりの1年でした。
ども、すんません。

生活スタイルが変わって、5か月ぐらいたったかな。
やっと最近になって、不安や心配事も、考えすぎとかもなくなり、
ムッツリから脱出できました。

スイミングスクールのバイトを週3日はじめて、
最初は久しぶりのお仕事で、緊張したり、出かけたくなくなったり、
家でぐったりしてしまったり、

でも、出かけるってことに慣れたし、仕事内容にも慣れて、
日常にバイトってのがすんなり入ってきました。


家での時間はたーっぷり。
ピグライフ、とびだせどうぶつの森、youtube、テレビ、
・・・
テレビを見ても笑えなかった日々が続いてたけど、
この頃、ゲラゲラ笑えるようになったんだよね。


ハルは、まだしゃべることができません。
でも、家から出かけない意外、不自由なく、おだやかに生活してます。
大学は退学。
元気になったら、ハルがこの先のことは、自分で考えて歩いてゆくでしょう。
私は今ご飯と洗濯をしてあげるだけで、いいんだ。
私が元気にしてれば、ハルもそれをみて、元気になっていくってからね。


ボッコは毎週末泊まりに来てます。
3人布団並べて寝てる。
ボッコが来ると賑やかで楽しいよ。

ウンカちゃんは、神奈川でひとりでがんばってます。
バイト先ではよくしてもらってるみたいで、生活しやすそう。


とーちゃんが、私とハルのココロのことがわかってくれたら、
家に戻ろうと思ってる。
けど、まだ、ハルが落ち着くまでもう少し、(しばらく・・・かな)
このまま、家賃が払えるかぎりは、この生活を続けたいと思ってます。


古い貸家で、壁もサッシも薄いから、寒いよ~。
家の中、朝方はマイナスになってるんじゃないかな。
でも、たたみの部屋に小さなこたつ。
テレビを見ながら、PC開いてます。
のんびりした年末。


来年は元気にがんばるよー。

今年は、ダメダメだったね。
そんなわけで、日記の更新もできなかったりしてたけど、
お友達のみなさん、
これを見てくれている通りすがりのみなさん、

来年もまたよろしくおねがいします。


ご無沙汰ですが、近況です。

2012-11-03 | ●ハルと暮らしてます
元気です。
心配なーし!

10月28日に、県のマスターズ大会に出場。
まだ膝が怪しいのだけど、陸じゃなくて、水の中だから、
思いっきりやってしまえー!と、がんばってきました。
去年より、100mクロール、200mクロール、両方とも、2秒ぐらい遅かっただけで、
随分回復したなぁと、自分でも驚いてます。
練習では全力で泳いでなかったんで、
どれだけ泳げるか、まったく見当がつかなかったんだ。


でも、スイミングのコーチのバイト始めてから、
自分の練習時間がどーんと減ってしまったんで、
勝手に、「オフシーズンだから!」と、自分を納得させてます。



今日は、赤十字まつり。
地元の支部で、イベントです。
盛大に。

普及活動なんだけど、久しぶりの方々に会えたり、
やることが楽しかったり、役目は果たせたかな~・・・
うん。やった。ちゃんと、普及活動、できたよー!
楽しい1日で、とっても疲れた1日でした。

はい。
元気です!




ハルは・・・・

相変わらず。
でも、変わったかな。
さらに穏やかになったし、生活のリズムができたし、
自分から髭そったり爪切ったり、清潔にしてます。

でもね~。
まだ、一言も、言葉が出せないんだ。
長いな。

でもいいんだ。
のんびり、回復するのを待ってる・・・
いや、待ってもいない。
今のハルと、普通に生活している。
これからも、ずっと、今のハルと、ずっと変わらず、生活していく。



コーチのバイトは、楽しいよ!
子どもらと一緒に水の中で、いい時をすごせて、幸せ。
他のコーチ達も、優しくていい人ばかり。ばかりってか、いい人しかいない!
恵まれた職場だよ。

もう、来週からクラスも任されて、
メインのコーチとして指導に入るんだ。
さて、うまくいくかな。
コーチングは、いいの。大丈夫。
何が心配かって、
名簿とかテストの処理とか、そういう方が苦手で・・。
慣れるまで、他のコーチに訊きまくりだろな。



そんな感じで、
ちょっとやることは増えたけど、
のんびりとした日々をすごしてます。



寒くなってきたね。
宇都宮は、朝方冷え冷え。
足先が冷たくて、目が冷めたりするんだ。
灯油のお金も、かかりそう。


みなさん、風邪ひかないように、
気をつけてね。
私も気をつける。


「外を歩こう」

2012-10-08 | ●ハルと暮らしてます
前回の受診で、先生が、
「少し、外を歩いてみようよ。散歩でも買い物でも」

そう言われてるから、
誘ってるんだけど、
ハルは首を軽く横に揺らすだけ。

う~ん。



自分の身支度はできるから、ま、いいか。
表情も良くなってるから、ま、いいか。
一緒にマリオカートやってくれるから、ま、いいか。
モンハン教えてくれたから、ま、いいか。
3食ちゃんと食べてくれてるから、ま、いいか。
夜、寝て、昼間起きてるから、ま、いいか。


また後で誘ってみよう。
その気になったら、一緒に散歩に行こうよ。ハル?



私も外にできれば出たくないもんだから、
ふたりで家の中でずっと過ごすのはとても都合がいいことなんだけど、
でも、ずっとこのままじゃだめなんだろうな。

私もあんまりそういう面で元気じゃないから、
よくわからないや。
強制的なことはまったくしたくないし、
強制といかなくても、うまく誘い出そうと、
試行錯誤したりもしない。
できない。

はたして、私と居て、
ハルは外に出たいと思ってくれる時がくるんだろうか・・・。

ときどきは、声をかけてみよう。
「行こう」。







朝、起こして、朝食。
調子が悪そうだったんだ。
「どした?また頭痛い?」
首をかしげる。
「何か変?紙に書いて?」

書いたこと・・・「わからない」
どうして「こういう気持ち」なのか、自分のことがわからないって。

そういう症状なんだよ。

次に書いたこと・・・「何時間前に起きた?」
自分の起きた時間を聞くから、さっき起こして食べ始めたばかりだから、
「たぶん起きてから10分ぐらい」って書いたんだ。
そしたらね、「じゃあ、眠いんだと思う」
って、答え。

自分の調子の悪さが、『眠いから』って、
それがわからなくなっている。
ハル、
でも、きっと、午後には調子が良くなってくる。





今日はお昼を食べるときに、
ハルのチョイスで、音楽をかけてくれた。
私の世代の、私がレコードで夢中になっていた、YMOだよ。
リマスター。
すっごく懐かしい。
「トキオ、トキオ、」
 


優しいからね。
自分のことだけじゃなくて、私のことも気にかけてくれるからね。



ハルが辛そうなのは、朝だけ。
お昼ごろからは、好きなゲームやったり、テレビ見たり、映画見たり。
居心地はよさそうで。
このまましばらく、ストレスのない生活をおくれれば、
ココロが休まって、何かがかわるかな。



ちょっと困ってるのが、私がどうしていいかわからないこと。
ハルが嫌がるかもしれないこと、
ハルががまんしなくちゃならないこと、
それは避けたいんだよね。
だから・・・。
「手伝い」とか、させるって、どうなのかな。
本人がやったとしても、もし嫌なことだったら、
ストレスになっちゃうかもしれないから、
今、家のことは全部私がやってる。
私はそれでもいいんだけれど、
ハルに、何かしてもらったほうが、いいのかな。
わからないんだよね。
私の言葉に対して、どう感じてくれるか、
見当がつかないんだよね。
とにかく、今思うのは、これ以上、ひとっつも、ちょびっとでも、
ハルのストレスを増やしたくない。

自分の身支度や、聞いたことを教えてくれたり、
気を使ってくれてるから、
まずは、それだけで充分かなって思ったり。

まずは。


今は。



と、考えたりしてるから、
どうやら私のオノウミソが疲れているようだよ。
いつも緊張してる。



こりゃ、まだまだ、ずーっと、まだまだ、
ずーーーーっと、ながーーーーーーーく、
なが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~く、
かかりそうですね。








ハル、まだ
ひとことも声がでません。






ちょっとのことでビビる弱虫のびちゃん

2012-10-07 | ●ハルと暮らしてます
今朝、朝食の用意をして、
いつものようにハルを起こしました。

起きてきたハルは、いつものように眠そうに食べ始めました。
でも、いつもと違ってました。

顔のあたりをときどき両手で覆いながら、
うつむいて食べるのが止まってしまって、
また少し食べて、
また、うつむいて、額のあたりに手をかけてうつむいてしまって、
どうしたのか、心配。

どうしたの?
聞いても、首をかしげる。
反応があまり帰ってこない。
ただ、下を向いて、辛そうな顔。

心配。

様子を見ながら、声をかけながら・・・
う~ん。
わからない。

眠いの?
首をかしげる。


「どうしたのか書いて」と紙を差し出すと、
「頭痛」って。

あ~。
大丈夫かな。
薬のせいかな。昨日疲れたからかな。
ずっと座ってたからかな。

簡単に頭痛の薬ってわけにいかないから、
とりあえず、首とか肩を押してあげてみた。
辛そうなハル。こまったな。


でも、完食。
大丈夫かな。

「すぐに良くなる」
って紙に書いた。

そか。

「痛みが強くなるようだったら教えてね」


食後、布団にもぐって、寝ちゃった。
おやすみ。



お昼、冷凍のスパゲッティに、レタスをのせて、
ハルを起こした。

起きてきた。

うん。辛そうな顔ではない。


完食。よかった。

その後、ハルがテレビをつけて、鑑定団を見てた。
テレビを見るってのは、良いことらしい。

夕方は、スマホで海外ドラマをずっと見ている。
ドラマを見るってのも、良いことらしい。

調子が良くなってるってことかな。
ひとまず安心。


日曜日。
どこにも出かけず、
ハルと家で・・・・

私ものんびり。

あ~、でも、座ってる時間が多いから、腰が痛くなってるよ。

ときどき、リハビリの筋トレをしたり、
ピグの庭やったり、
数独やったり、





静かな我が家。




ハル、まだしゃべれません。








ハルの通院。すっごく疲れたー。

2012-10-06 | ●ハルと暮らしてます
3回目の通院。

ドアが開く前、受付開始1時間前から並んで順番をとる
っていう、病院。

家が近いから、ま、早めに行って並んでみますか。
そう思い、ゲートオープン40分前に行った。
もうすでに並んでいる人がけっこういた。

思ったよりも、早めにドアが開き、順番に診察券を入れ、名前を記入。

それからまた家に帰り、
「ご飯食べたー?」
「ハミガキしたー?」
「9時には行くよー」

行って来ました。



かなり待ちました。
初診の人優先の病院です。
精神科だから、大変な人、急を要する人、優先です。

待ち時間、
ハルは、顔色がよくなかったな。
話しかけても、あまり聞いてもらえないような、
反応が変だった。


長い時間待って、受診。
経過を報告して、ハルの様子を先生が診て、
それから、臨床心理士とお話。
ハルは、テスト。
私は問診。
別の部屋。

1週間の間、どうだったか、詳しく伝えて、
あとは、ハルのテストが終わるのを待っていた。

その時には、もう、午後。
待合所には、だーれもいない。

ずいぶん待っても、ハルはまだでてこない。
時間がかかるって言ってた。
ハル、疲れないかな。大丈夫かな。

ベンチみたいなソファで、ハルを待ちながら、
数独やってたら、どーっと眠くなっちゃて、
ベンチに転がって、寝ちゃった。



ハルが出てきた。

疲れたね。
おなか空いたね。

薬をもらってから、コンビニでパン買って、家に帰った。

パンを食べたら、ハル、
ぐっすり、すやすや、寝ちゃったよ。
かなり疲れたんだろなー。



お昼寝からさめたハル、
穏やかな顔になってて、対話も(うなずく事)増えた。
よかった。調子が戻ったみたい。

病院に行くってのが、ストレスだったのかな。
そりゃ、緊張するよね。
私だって、いやな場所だもの。
それに長時間。

ハル、お疲れ様。ご苦労様。



ボッコが昨日から泊りに来てたんだけど、
病院にいる間、ずっと、ここにひとりで留守番。
好きなゲームやってたから、平気だったみたいだったけど。
おみやげに、グミを買ってった。
ボッコ、おまたせー。すりすり。すりすり。



しかし、疲れた。
もう、ほんとに疲れた。


腰が痛いよ。
ずっと座ってて、動いてなかったから、
腰に悪いね。



ハル、今日もまだ、まったく声がでません。


でも、夕飯食べながら見ていたテレビ。
ハル、面白い場面で、ニヤってしてました。
よしよし。いいぞ。笑え~~!


病院の近くで。秋の雲。



ウンカちゃんからの贈り物

2012-10-05 | ●ハルと暮らしてます
今日は銀行に用事があったんで、
近いから、歩いて行ってきた。

ハルもいっしょに。

でも、帰り道、だんだん疲れてきた様子。
顔がちょっと険しくなってきて、喉のあたりをさわってた。

家に帰ってきたら、水を飲んで、
今、そこに転がってる。
すやすや。お昼寝。

ちょっとお散歩は、大変だったかな。

ハルもがんばりたいと思ってるんだと思う。
歩く?ってきいたら、うん。って。
でも、疲れちゃったんだね。

ゆっくり休んでちょ。

外ではカラスが鳴いてる。
のどかだよ。





昨日、ウンカちゃんからお届け物があった。
今、神奈川に、ウンカちゃんひとりで住んでるんだよね。
しばらく、ひとりだね。


ウンカちゃんね、今ごろなんだけど、
ピンポンのマンガが大好きになっちゃったんだって。
私も松本大洋さんのは、ピンポンと鉄コン筋クリートが大好き。
で、電話でその話でもりあがる。
映画もみたくなったからって、最近みたんだって。
ペコ、そのまんまーとか、スマイル、いい~とか、
かなり気に入ったみたい。
で、セリフ一緒に言い合って、遊んでた。
「しぐ?しがねーよ。空飛ぶんだ。月にタッチするなんてわけないよ
  I can fly!・・・ドッボーン」
とか。
「3くれろ。ペコさん、そう呼べ」とか。


ユニクロで、Tシャツが安くなってたんだって。
でもサイズが大きいのしかもうなくて、
でもでも、それでも、ほし~って言ったら、
プレゼントしてくれた。



小包の中には、ほかにも色々入ってたよ。

チョコレートのお菓子が、2つ。
ハルと私用に、ちゃんと2つ。



真ん中に三角のシールが入ってる。それがかわいいんだ。


ハルね、そのシール、お財布に入れてたんだよ。
ウンカちゃんの気持ちがうれしかったんだろうね。

私はこれから、いただきまーす。
私もシール、お財布に入れておこうかな。

お手紙が入ってた。
「こっちのことは ゼーンゼン心配しないでいいからね。
   今はハルに存分に手間をかけてあげてください」

って。
なんて優しい子なんだ。ウンカちゃん。
あの子だって、「悪夢が続く」とか、ストレスためてるってのに。



ハル、今日は昨日よりちょっと元気がないみたいです。
ちょっとだけ。
でも、テレビ見て、面白い場面で、ニコニコしてました。





今夜はあっちの父親さん、帰りが遅いんだって。
連絡が来た。
ボッコをこっちに連れてってって。

一応、考えてくれるわけね。そういうこと。
昨夜は悲惨な会話があったばかりなのに。


プールの帰りに寄ってきたんだ。

ハルとケンカしたって、それがきっかけで失声症・・・
何があったかぜんぜんわからなくて、明日病院だし、
聞いたんだ。
言い合いになった時、
殴ったんだって。
父親が20の息子を。
「叩いたんだよ」って白状したんだ。

でも、その様子を見ていたボッコがこっそり教えてくれた。
すごかったらしい。
2,3回、殴ったってボッコが教えてくれた。
口止めされてたのかな。こっそり教えてくれたんだもの。

もしかしたら、ハル、殴られたの初めてかもしれない。


ずるい人だ。
「ケンカしただけだよ」ってしか、言わなかった。
逃げてるのかな。
ごまかそうとしてる。


その話を昨日の夜、聞いてきたもんだから、
今日はちょっと、私の顔が難しい顔になってるかも。
寝られなかったし。

だからハルも、調子悪いのかな。




どうか、ハル、早く笑顔が増えますように。

明日通院。
朝早くから行かないと、とにかく待ち時間が長い病院だから。




なんで書こうって思ったのか (その4)

2012-10-04 | ●ハルと暮らしてます

ハルのために、書かないほうがいい?
いや、記録を残しておきたかった。

それに、聞いてほしかった。

私の子育て失敗談かもしれない。
でも、私の子どもと仲良し自慢かもしれない。


それと、
失声症とか、ココロを閉ざしちゃうとか、
そういう病気のこと、よくわからないし。
それと・・・


やっぱり、自分の記録かな。

ずっと続けてきたブログだからね。
いろんなことがあったからね。
また出来事があったからね。


ハルが良くなって、元気になっていく様子も、
伝えたいしね。


ハル、元気になって、
一緒にお話しよう。
そういう願いをこめて。



しかし、なんでこんなにいろんなことがあるんだろ。



今まで私が無理して家族をやってきたからかな。
家の中ごちゃごちゃになってたのかもしれない・・・いや、
かなりごちゃごちゃだったんだな。


ボッコはあっちの家で父親といるけど、
電話もしてるし、ときどき会ってるし、
また泊りに来るし、
父親に対して頭にきたってときは、すぐに電話くれるし。
学校楽しいっていうし、部活楽しいっていうし、
部活の先輩とオンラインゲームやってるっていうし、
いつも元気そうだし、顔色いいし、
大丈夫と思う。

でも、まだ中1。
そんな歳に、夫婦別居、兄ちゃん病気、
ボッコにも良くない記憶ができちゃってるかもしれないな。
注意していないといけないな。



別居っていっても、離婚は考えてません。
別棟。別荘。
療養中。

長時間会話しなければ、ふつうに夫婦らしくお話はできるんで。
ふつうではないか。
用事があったときだけで、ココロの会話は、ゼロだからね。




とりあえず、
ハルとのんびり、贅沢に別荘で暮らしてます。
(金銭的には、まったく贅沢はできませんが)(びんぼー)



神様がくれた時間。



ハルがうちにやって来た (その3)

2012-10-04 | ●ハルと暮らしてます

2回目の通院。

その日は待ち時間が前より短かった。
それに、短く感じた。

スマホで数独をやっていたから。

今までは、わからないと、ポイって投げて違うゲームやってたんだけど、
ハルがやってるのを見ていたら、要領がわかってきて、
自分でもどんどん解けるようになってきたんだ。
でも、わからないところがあって、
ハルは、手でしめしながら、やり方、考え方を、わかりやすく教えてくれたんだ。
「え~、わからないよ~」ってな私に、ゆっくり、何度も説明してくれた。
優しいんだー。
おかげで、診察前に1つクリア!バンザイ!


今回の診察は、ささっと。
「おだやかにしています」
「昼間はうちで私と過ごしてます」
「まだしゃべれません」


また個室でお話。
今度は、私は別の部屋。

ハルは、テストみたいなやつをいくつかやったんだって。
その後トランプで遊んだんだって。

私の方は、女性のカウンセラー(?)と、
自分のことや、家族のことや、ハルのことを、
いろいろお話。
ハルとは仲良しだから、なんも辛いことなくお話できた。

ってか、ね、
笑顔でお話すらすらしてたけど、
私も心療内科で治療中なんですけど。
私の先生には、「フタをしちゃってる」って言われてるんだよね。

フタ付きの私は、はたしてカウンセリングの参考になったんであろうか。



家に帰ってから、その日土曜日だったんだけど、
ボッコが泊りにきたいっていうから、
ハルとボッコがうちに泊まったんだ。
次の日(日曜日)、ハルとボッコと3人で、のんびりゲームやって、
遊んでた。
マインクラフトって、建物とか色々造るゲームにボッコがはまっててね、
ハルもかなりやってたみたいで、
ゲームの世界に、すんごい建造物や天空の城や、地下要塞が出来てた。
その同じ世界に、ボッコが私のピンクの家を建ててくれた。
希望を聞いてくれて、「お花の道つくって別棟に移動できて、図書館つくって・・」
ささっと、建築してくれました。



楽しい時を過ごして、
夜、夕飯前に向こうの家に送り届けて、バイバイ。

・・・・そのバイバイ間際に、
ハルが筆談を始めたんだ。


私と、ここで暮らしたいって。
理由は、行ったり来たりが大変でしょ?とか、
病院近いでしょ?とか、
そういうことなんだけど、どうやら私と一緒のほうが、楽なんじゃないかな。
生活しやすいって思ったのかな。
それとも、昼夜逆転が治りそうって思ったかな。

前向きなハルです。



とりあえず、日曜日の夜はバイバイ。

次の日、月曜日。
布団、枕、着替え、洗面用具、PCやゲーム、
簡単なお引越しです。



ハルがここにやって来ました。



そして、あっという間に、「一人暮らし」が終わってしまいました。




初日は、夜中2時過ぎまで寝られなかったみたいだけど、
次の日から、夜、同じぐらいの時間に寝られるようになりました。


しゃべれないけど、ゼスチャーや筆談で、
ちゃんと会話してます。

それに、わたしにお得なことがたくさん。
ハルはなんでも知ってるんだ。
私のわからないこと、なーんでも教えてくれる。


たとえば、スマホ。
今まで30%ぐらいしか使ってなかったところ、
(機能が使いきれてないってこと)
60%ぐらい使う部分が増えたかな。
同じ機種使ってるからね。すぐに教えてもらえる。
それも、ハルの頭のよいところ、
あのね、やってくれるんじゃなくて、やり方を教えてくれるんだ。
やってもらっちゃったら、わからないままになっちゃうからね。

数独も、更にできるようになってきたよ。
ハルは数字のパズルがすごくできる子なんだ。




ハルが来て、部屋の模様替えをしたよ。
同じ部屋に寝てるんだけど、間にカーテンをひいて、
ちょこっと個室っぽくしてる。
で、昼間は同じ部屋。和室で一緒にすごしてる。


音楽プレーヤーがあるんだけど、
ハルが持ってきたipod繋いで、ハルが好きな音楽かけてくれた。
マイナーなカナダのカリブーってバンド。
とっても繊細なロック(?)。
音も和音も声もリズムも、繊細な。
すごく気に入ったんで、朝食の時と、洗濯とかの家事をしてるときに、
「カリブーかけて!かけて!」
今日も聞きながら朝を過ごした。


随分状態がよくなったよ。
見た目はね。
中味はわからない。


まだしゃべれない。




髪の毛を切ってあげたんだ。
自分で「ヒゲソリとクリーム買って」ってメモに書いたから、
買ってきてあげたら、きれいに剃ってた。
身支度がちゃんとできるようになった。

表情も出てきた。
もともとムッツリした子だったから、
これで、元通りかな。


面白いことがあったとき、ニヤッて笑った。
一瞬だけどね。

いい状態になってるよね。





ゆっくり、ここで、好きなことやって、
元気なハルになってくれれば、
あとは、なんにも望まない。


ハルは病気だけど、
私は一緒にいられて、うれしいよ。