のびちゃんの「どうなるのよ日記」

病気したりケガしたり、なんだかいろんなことがありました。

口腔外科に通院だー。

2012-02-04 | ●口腔外科で親知らず抜歯
昨日は、外科。
今日は口腔外科。

連日病院は、疲れるなぁ。

この頃、ますます出不精になってしまって、
スーパーへの買い物だって、すっごく行きたくないって思ってる。


今日は、その後の経過。


顎関節が炎症をおこしていたんだよね。
手術の時、大きく口を開いていたからでしょうって。
そら、わかるわ。

症状は、
朝、痛みで目が覚める。アゴがじんわり痛いんだ。
普段も何もしなくても、どんよりじわじわ、鈍い痛みがある。
食事は、強く噛めない。痛いんだ。
奥歯が変な感じ。
口が大きく開かない。


2週間前に、炎症を取って痛みを和らげるっていう
薬をもらって、毎日飲んでる。


だんだん、痛みが減ってきた。
でも、まだ、固い物食べられない。
よく噛めないんだ。
おかげで、ほっぺの内側、かんじゃったよ。



今日の診察、
どうですか?
はい、痛みはずいぶん減りました。
でも・・・

口唇の感覚麻痺が一番気になるってことを言ったんだ。

先生、先の細い器具で、唇の周りを「ツン、ツン」
「なんともないです」「へいきです」

ところが、その感覚が変な場所をツンってした時、
ピキーン!って痛かった-。びっくりしたよ。

感覚がないんじゃなくて、
ない部分と、すごく敏感になってる部分と、いろいろなんだね。


で、神経に作用するお薬ってのを処方された。



また、新しい薬が増えたわけだ。




口唇ヘルペスも出てきた。

あ~、なんだか調子が出ないし、
もう、疲れちゃったな。


でも今日は、よっこらしょっと、腰をあげて、
プールに行ってきた。
久しぶりに泳いだから、ついつい、たくさん泳いでしまって、
気がついたら、口にチカラが入っていたみたいで、
アゴが痛くなってた。

食べるときだけじゃなくて、
泳ぐときも、気をつけなくちゃならないんだね。

やれやれ。



明日は寝坊する。
(もう日付かわってるか)


なんだか、ほんと、疲れたよ。
ずっと調子がすぐれない。

口唇は感覚麻痺・・・。うぅ。

2012-01-13 | ●口腔外科で親知らず抜歯
まだ痛い。いや、昨日よりも痛かったと思う。
今日もお粥。噛むのがまだ難しい。というか、痛い。





下唇の内側の唾液腺が詰まった嚢胞も切除したってのは、
前の日記にかいたけれども。

手術前の説明で、「唇がしびれたり感覚がなくなったりします」って、
聞いてた。
神経がある場所を切るんだね。

それが、そうでもなかったんだ。
感覚、ちょっと腫れた感じがしてただけで、気にならなかったんだ。
よかったー・・・

と思っていたのは、昨日まで。


今日は、じわじわっとしてたり、ぴりぴりしてたり。
触っても感覚がまったくない。
あ~ぁ・・・。

これ、ずーっと、このままなのかな。
いやだなぁ。





今日は、ボッコの親子レクレーションだったんだ。
親子でホットケーキ作りだって。

でも、行けなかった。
だって、すっごく痛かったんだもの。

もう6年生だからね、最後の親子レク。
残念だったな。

ごめんね、ごめんね、ってあやまってたんだけど、
「いいよ!大丈夫だよ!ゆっくり休んでね」・・・って、
ボッコは優しい子だ。





でね、ホットケーキ、半分、持って帰ってくれたんだ。


それが、




これだ!!



細かく切ったサツマイモがトッピングされてた。
カラースプレーが、楽しそうにのっかってたよ。



美味しかった!

こんなホットケーキ、初めてみたけれども。


明日は今日より、痛くなくなってるよね。







通院。抜糸してきた。痛かった。

2012-01-12 | ●口腔外科で親知らず抜歯
いい天気。雲が見えない。
青い~~~~~。

前の時と同じだな。
体調が気に入らないと、自室(ボッコと共有の寝室)に引きこもる。











小さなこたつで、PCつけたまま。






たぶん、泳げるようになるまで、
ずっと、家事以外、こういう生活だと思うよ。





9日に退院して、今日、まだ12日か。
そりゃ、まだ治るわけないよね。


通院。
弱虫のびちゃん、覚悟を決めて、っていうか、あきらめて行ってきた。
抜糸だもの、痛いっていうじゃんか。

乳がんの時はね、溶ける糸で、その上に薄いフィルムみたいなテープ貼って、
そのテープをはがすだけだったんだ。
ぜーんぜん、平気だった。

病気を比べたら、
親不知とガンだよ。
辛い治療もいろいろしてきたし、そんなのに比べたら・・・・
って、思うでしょ。

でもね、
痛いのは、いやだーーーー!!!

だから、今日のこの通院がすごく嫌だったんだ。



とりあえず、無事、
食事も摂れて、こうやってPCを使える状況に帰還した。
あ~も~、いやだよぅ。


で、痛いか?

痛かったよ~~~~。
嚢胞を取って縫ったところが、一番痛かった。
唇の内側のやらか~いところ。

奥の方の糸を抜いている時、
「あ~、歯肉にもぐっちゃって・・・」
(冷や汗)
何度も「あ、あ、」って。
やっと抜けた~て所もあった。

「後2本ですからね~。もうちょっとですよ~」

ひ、ひ、ふ~~~。(ラマーズ法)
・・・
なんて、呼吸できないよね。
動かないようにそ~~っと、鼻からすーすー。

終わったか、と思ったら、
「あ、もう1本だった!」って、え~~~。
うぅぅ。



でね、
左の奥が、痛かったんだ。
やっぱりね、化膿してたんだ。

でしょ~。
私、弱いんだから。そうなるの、わかってたんだから。

退院の時に、「抗生剤は?」って聞いたら、
飲まなくて大丈夫でしょう、って処方されなかったんだ。

ちっちっち。わかってないなぁ。
私、免疫力、弱いんだよね。

結局、今日、抗生物質のお薬もらってきたよ。
ほらね。飲むことになるんだから。
わかってたもの。


糸抜くと、楽になる・・・・
よく聞くけど、
変わらないよ。
糸って、細い針金みたいな、固いやつだったんだけど、
口の中腫れてて、鈍くなってたから、ぜんぜん気になってなかったし、
つれた感じもなかったから。
それより、口の中全体の変な感じのほうが強いからね。

化膿したとこ、早く治るといいんだけど・・。
たぶん、長引くな。

ああ、いつになったら泳げるのー。




親不知の抜歯って、
どの人も、大変なんだよね。
抜きやすい人もいるかもしれないけど、
潜ってて、横向いて生えてる人って、切開したり、骨けずったり、
歯を切り分けて取り出したり。

そういう人、多いんでしょ。



だから、ぐだぐだ言ってんじゃねー!
って、思うかもしれないけど、


いやなものは、いやなのーーーーーー!!!

そなの。




昨日の夕食

挽肉と刻んだ野菜のクリームシチュー
豆腐のバター炒め
どろどろのお粥





親不知その6 「1月9日 退院」

2012-01-10 | ●口腔外科で親知らず抜歯
退院の日。祝日。
先生、お休みだったんだけど、わざわざ病院に来てくれて、
退院前の診察してくれた。


あらららら~~~
って先生。

そなの。
手術したところは、とてもきれいなんだって。
でも、前の日から、大きな口内炎が2つ。
それが、痛くて、痛くて。
飲み物も食べ物も、痛くてなかなか進まない。

塗り薬もらった。


「手術で、こうは、ならないと思うんですけどね?」

いえいえ、私の場合、なっちゃうんですよ。

前にも書いたけど、
抗がん剤の副作用でね、粘膜がとっても弱いんで。

手術の時に、口を広げるのに、何か器具でも当たってたんだと思う。
そこが少し、ざらざらしてたんだ。
と思っていたら、皮がむけちゃったみたいな口内炎。
あごの方も痛いけど、食事の時は、こっちの方が、すっごく痛い。

食事にとっても時間がかかるようになっちゃった。
ぶくぶくうがいも、そ~っと。慣れるまで、そ~~っと。


塗り薬もらって、ちょっとほっとして。
でも、知ってる。
すぐになんて治らない。
治るのに、すごく日数がかかる。

前になった口内炎も、ずっと痛かったもの。

もう、あきらめてるさ。


あ!
口内炎がきっかけで、唾液腺が詰まって嚢胞に・・・。
まさか、その治療がきっかけで、口内炎、で、また嚢胞・・・
なんてことにならないよねぇ。
そしたら、また、切るんだよー。
やだよぅ。

治れ~~~。治れ~~~。





退院の時も、ボッコが来てくれたんだ。
荷物、運んでくれたんだ。
優しいね!



家に帰ったら、団子ちゃんが、な~~~♪ってひっついてきて、かわいかったー。

「ウンカちゃ~~~~ん♪」
抱きついて、すりすり。
ウンカちゃ~~~~~~~~~~ん。すりすり。涙ぽろり。





ウンカちゃんと、ハルは、
その日の夕方、
相模原に行っちゃったのでした。


そのお話は、また違う日記で。


親不知その5 「お見舞い客がアホすぎて」

2012-01-10 | ●口腔外科で親知らず抜歯
退院の前の日。
日曜日だ。

ハルは、どこかのホテルで成人式。
病室から、おめでとー。


それから、その日はスイミングチームの新年会。
参加したかったー。

新年会ってね、
まずはプールで、1分サイクル、50m×100本。
プールの休憩時間が10分入っちゃうから、50本2セットになっちゃうけどね。

泳ぎたかった-。

で、たくさん泳いだ後、美味しいカツのお店で、食事。
いわゆる「スイム飯」。

この入院が決まるまでは、
やる気まんまんだったんだけど・・・。
残念。

ボッコは参加したよ。

そんな日だった日曜日。



夕方、デカイ音で、「ゴンゴン」と、戸を叩く音。
あ~・・・これは~~~。
わかっちゃったもんね。

「どーぞー」
「ドンドン♪」
「だから、どーぞーーー!」

ドアを開けて「うほほ~い!!」と、両手を振り上げて、
元気に入ってきた変態3人+らぶりぃなボッコ。
4人でお見舞いにきてくれた。

塾長と、はつとり君と、あおやまさんと、ボッコ。

ワイワイやってる時に、病院の人が、お茶を持ってきたんだ。
食事の前に配るほうじ茶。
そしたら、「あとお茶、3つお願いしまーす!」
おいおい!
病院の人、「一人分しかでないんですよ~」と、にこやかに応対してくれた。
そんなノリの変態達。

飴あげたんだ。
棒付きの小さい三角すいのイチゴ色の飴。

これ塾長(私といつも戦っている)(いろなことで)






はつとり君(変顔のスペシャリスト)






ボッコも・・・
でも、笑っちゃって、うまく撮れなかった。



あおやまさんは、「いや、いいです~」と、恥ずかしそうに。
まともなのは、あおやまさんだけだ。(変態だけれども)




そして、ボッコが撮ってくれたみんなと一緒。



はつとり君とあおやまさんの手、
ほっぺで四角くしてるでしょ。

私の食パンマン顔作ってるんだ。
ぶ~~~~~~。

塾長~~~~、ああ、食パンマンですよ。
どうぞ、食パンとお呼びください。

いつも、「かーちゃん」と呼ばれているんだけどね。






と、いう感じで、もう、ほっぺとかあごとか痛いから、
笑いたくないってのに、
げははは、げははは、もう、いてててて。

ひとりで、ぽけーっとしていたところに、
変態達がやってきて、
騒いでいるうちに、
気がついたら頭痛がすごく軽くなってたんだ。


笑うって、すっごいね。
楽しいって、すっごいね。


早く水泳復帰したいぞー。


夜は、使わない物をバッグに片付けて、退院の準備を少しして、
布団にもぐって、音楽を聴きながら寝ました。


楽しい日だった。


ありがと。
仲間がいるって、幸せだ。
元気の素だー。

たくさんお楽しみを作ってくれる塾長と塾生のみなさんに、感謝です。

親不知その4 「次の次の日のほうが痛くなる」

2012-01-10 | ●口腔外科で親知らず抜歯
手術が終わって、次の日も無事に過ぎ、さて、そのまた次の日。

朝、まだ暗いうち。
痛くて目が覚めた。
ずきずきっていうか、ずんずんっていうか、みしみしっていうか、
ずーーーーんっていうか、がんがんっていうか・・・
味わったことのない痛み。


もう、朝食が待ち遠しい。
まだ暗い。
ああ、まだまだだ。
朝食は8時。
ああ、まだまだじゃないかー。
がまん、がまん。


なんで、朝食を待っているかって、
それは、食後の薬、痛み止めが飲みたくて、それで朝食が欲しかったのだ。

手元に薬はあるけれど、
知ってるんだ。
この薬。「ロキソニン」
私の胃にはとってもやばい薬なんだ。

だから、空腹時なんて、絶対だめ。
それと、胃薬も一緒に飲まないと絶対にだめ。
そ。それもこれも、粘膜が弱いから。
抗がん剤で壊れた体って、元にもどらない部分もあるんだよね。



そんながまんの日でした。



鏡を見たら、
うぅ・・・・


ほっぺが腫れてる。

丸くじゃなくて、




顔が四角い。


塾長にメールで顔が四角く腫れたことを伝えたら、

命名された。


「食パンマン」




のびちゃん、食パンマンになりました。





テレビを見たり、
持って行ったPCで映画見たり。


頭痛い、ほっぺ痛い。
ぶぅぶぅ。


そして、抱き枕のヒツジさんと一緒に、おねんね。
また1日が過ぎました。


親不知その3 「手術~その次の朝」

2012-01-10 | ●口腔外科で親知らず抜歯
コロコロ・・・・

点滴と一緒に、てれっと歩いて、手術室。
看護師さん、バイバイ。

手術室のみなさん、こんにちは。


「ここから上がって、寝てください」
「酸素マスク付けますね」

がやがや、わさわさ。

手際よく、手術台にくくりつけられました。

「のびさん、こんにちはー。この間お話した麻酔科の○○です」

おお!
お目目ぱっちりの、インパクトある、優しい口調の麻酔科の先生。
どもども。よろしくお願いします。

「眠くなるお薬入れますね~」
「ゆーっくり、深呼吸してください」

「すーーはーーーー すーーーはーーーーーー す・・・・・・」







ん?
目が覚めたのは、病室。
ベッドの周りでわさわさと看護師さん達がなんだかやってる。
「酸素マスク付けますね」
声がでないから、何聞かれても、何言われても、「うん、うん」とうなずく。

「痛みは?」って聞かれても、「うん、ううん?」程度しか答えられない。
実際、痛い感じはあまりなかった。
それよりも、苦しい。

苦しい原因。
鼻のチューブ。

麻酔科の先生からお話は聞いてたから理解はできてた。
乳がんの手術の時は、口から挿管ってやつね。
麻酔を切るときに、抜いて、自発呼吸にするの。
今回は、口の中の手術だから、鼻からチューブを入れるんだって。

ん?呼吸はどうなっていたのだ??

チューブの役目は、お腹とかの手術でいうところのドレーン。
胃に流れ込む血液とかを、外に出すんだ。
だから、出血がある間は、鼻にチューブが入ったまま。

鼻からのチューブが喉に挟まっているような嫌な感じ。
それが、ずっと食道にも届いてるのが、わかっちゃう。
呼吸がカラカラしちゃって、「ゴクン」ってなるたびに、
チューブが痛くて息が止まりそうになる。

今回は、それがすごーく辛かった。


ここで、思った。
伝えておこう。
「いつか食事が取れなくなって、死にそうになっても、
延命処置で栄養チューブを鼻から入れるような選択は、
ぜーったいに、しないでちょうだい」

どうか、今後、鼻からチューブを入れなくちゃならない手術はしないですみますように。
もう、二度といやだ!!

しばらくがまんしてて、
うとうと寝ては、苦しくなって起きて、
その繰り返し。
時々来る看護師さんに「どう?」か聞かれて、
喉を指さして、辛い顔を見せた。
それを何度かしていたら、
「出血ももう少ないし、チューブ抜けるかどうか先生に聞いてみるね」って。
をーーー!

という苦労の末、
やっと鼻からチューブがなくなりました。
苦しかった-。

朝方になって、ずきずき、痛み出しました。
うわ~。
顔が痛い。
こりゃがまんできない。
「痛くなったらがまんしないで言ってください」って言われてたからね。
がまんしないで、様子を見に来た看護師さんに、「痛い」って。
筋肉注射打ってもらった。
すぐに、痛みがなくなったんだ。
おお、これ、すごい!
また、うとうと、うとうと・・・・・。zzzz......



そして・・・・朝。

やってきました。
頭痛さん。


わかってる。前もそうだった。
全身麻酔の後、ずっと頭痛が続いてた。
今回も同じだ。
手術したところより、頭が痛いんだ。


そして・・・・

やってきました。
腰痛。

前は、こんなに出なかったんだけどな。
ベッドが固めなんだ。
いつも寝ているマットレスより、ずっと固いんだ。
腰が痛くなってしまった。
わかってたよ。こうなるのも。
接骨院の先生と、「痛くなるよね~」「そーですね~」。





もう、朝食をとってもいいんだって。
うん。お腹も空いてた。

とろとろのお粥と、みじん切りのおかず3品。
お粥大好きだから、すごく嬉しい!

ところが、起き上がれない。
腰が痛くて、起き上がるのに、看護師さんに手伝ってもらって、
すごく時間かけて、やーーーーっと、「座る」に近い体制がとれて、
徐々に体が曲がるようになってきた。
ふぅ。

スプーンで、恐る恐る、お粥を運ぶ。
ちょびっとずつ。
あ、美味しい。

お粥。
何も味を付けない、ご飯の味が大好き。
とろとろのお粥。

なかなか開かない口に、少しずつ、少しずつ、入れて、
朝食、完食。

また転がって、うとうと・・・。

イテテテ。




午後、心電図のもじゃもじゃも、オシモの管も取ってもらって、
点滴だけになって、
ああ、すっきり。
もう、自由に動いてて、大丈夫ですよー。

わーい。

まずは、腰のストレッチ。
伸びない。曲がらない。げげ、痛い。

でも、うろうろしている間に、少しずつなんともなくなってきた。
よかったー。


テレビ見たり。
でもすぐに眠くなっちゃって寝ちゃってたり。

そんな手術の次の日でした。



腰が痛くて、時々目が覚めたけど、
個室ってこともあり、
ぐっすりたくさん眠れまし・・・・・た?

いやいや・・・・それが・・・・。





親不知その2 「手術の準備」

2012-01-10 | ●口腔外科で親知らず抜歯
前日の夜9時以降は、これ以外、飲食はだめよ。

と、渡されたのは、500ペットボトルのOS-1。
知ってる。まずい塩味(うす甘)の水分補給飲料。
それと、小さな紙パックのなんらかの栄養分が入った飲み物2つ。

「これ全部朝8時までに飲んでください」

ぎょえー。
・・・がまんして流し込みました。
点滴でいいのに・・・。



昨夜飲んだ錠剤の「お腹をすっきりさせる薬」(←きれいな表現で)が、
まったく効かず。

午前11時、しかたがなく、液状の「強力お腹をきれいさっぱりさせる薬」を使用。

わかってた。すごく辛いの。
合わないんだよ。この薬。
ずーっと前にも経験がある。
効き過ぎて、具合が悪くなるんだ。

今回も覚悟して使用。

ほらね。
お通じがあり、お腹がすっきりしたと同時に、
どーんと血圧が下がり、血の気が引いて、
気持ち悪くなって、
しばらくトイレで頭を下げたまま座って、
落ち着くまでそのまんま。
これ、やばいな・・・看護師さん呼ぼうかな・・・
でも休んでれば治るかな・・・
脳貧血のような、体が急に冷たくなるような、すごく嫌な感じ。

しばらくじっとしていて、やっと治ってきた。
布団に転がって、「ふぅ・・・」

と、思ったら、
またトイレに行きたくなって、
あれ?と思ったら、
粘液が血の色。
うわーーーーー!!
すっごく心配になって、看護師さん呼んで、見てもらった。
外科の先生に聞いてみたところ、「強力液体お腹すっきり薬」で、腸が傷ついたんでしょうって。

そーなんだ。
私、粘膜が弱いんだ。
抗がん剤使ってから、粘膜が弱くなっちゃってたんだ。

内科で胃の薬もらって、毎日飲んでるし、
口内炎もできやすいし、鼻血も時々出る。

あ!
今回、口腔外科に行くことになったのも、口内炎がきっかけだったんだ。
口内炎から、唾液の腺がつまっちゃって、嚢胞ができちゃったから。
そのついでの、親不知レントゲン事件。



なんてことだ。
忘れていた。胃腸、弱いんだった。
いや、その時、そうなるとは思わなかった。

次回、手術する時には、事前に言わなくちゃ。




手術は午後から。
で、2番目。
夕方になっちゃうって。

お腹すっきり薬のおかげで、
「手術までにお腹が空いちゃうだろな・・」が、
ふっとんでしまった。
それどころじゃなかったよ。


さ、そろそろ時間。
看護師さんが手術着を持ってきてくれて、お着替え。

呼ばれて、点滴をコロコロひっぱりながら、手術室まで歩いて行きました。




親不知その1 「入院の日(1月4日)」

2012-01-10 | ●口腔外科で親知らず抜歯
午後1時に病院に行けばいいんだ。
4日。ヒデさんはまだお正月休み中だからね。
ボッコも一緒に車に乗って、荷物を運ぶの、手伝ってくれた。

記念病院。
ずーっと前からある病院なんだけど、
最近、大通り沿いに引っ越して、大きなきれいな病院になったんだ。

口腔外科があるからね。
それに、家からもまあ、近いからね。



病室に案内してもらって、
部屋を見て感激。
広くてきれいな、品のある個室。

個室だったんだ。

大部屋は満床。
最初から個室にするつもりはなかったんだけど、

「空いたら大部屋に移動ってことで・・・」
って話だったんだけど、
「痴呆症の方や、介護が必要な方が多いので、
そういった方々と違うお部屋をご用意できるかどうか・・・」

そんな様子だったんだ。

個室、1日につき10,500円。



一通り、荷物の場所が落ち着いて、
ボッコ、ヒデさん、バイバイ。じゃあね。




部屋にボケッとしていたら、
大きな叫び声が聞こえてきたよ。
あ・・・そか。痴呆症の人か・・・。

廊下を歩いてみたら、シモノオセワのにおいがしてきたよ。
そか。介護が必要な方。

すごい音がしてきたよ。
ああ、自力でたんが出せないお年より・・・。

なるほどな。
入院も長いんだろな。
「満床」「用意できるかどうか」の意味がわかった。

こっそり持っていた通帳から、お小遣い出しちゃおうかな。
でね、看護師さんに、「退院までこの部屋でいいです」って、個室を希望したんだ。

個室はいいね。
テレビ、イヤホンじゃなくていいんだ。
朝だって、同室の早起きさんに、5時頃カーテンを開けられることがないんだ。
(これ、前入院した時の体験)
朝5時から、大きな声のおしゃべりを聞かなくていいんだ。
(これ、前入院した時の体験)
夜、いびきと無呼吸症の人に出会わなくていいんだ。
(これ、前入院した時の体験)
面会時間外の午前中から、どやどやお見舞いさんが出入りしないってすばらしい。
(これ、前入院したときの体験)

トイレも気をつかわない。
洗面所も自由に使える。
カーテンにしきられなくても、自由、自由。


と、せっかく個室料金を払うので、
楽しむことにした。

部屋の窓からの景色






ビルの間に、トタン屋根。
















入院患者と面会の人しか見ることができない中庭








と、のんびりくつろいでいられたのは、1月4日だけ。
5日は、手術だ。

乳がんの手術の時より辛かったかも。

術前の検査に行ってきた。

2011-12-30 | ●口腔外科で親知らず抜歯
昨日のことなんだけどね、
親知らず抜歯で入院するわけだけど、
その、事前検査をしてきた。

午前中、たーっぷりかかって、
すごーく疲れた。


身長体重、レントゲン、心電図、肺活量、
その後、麻酔科の先生とのお話。

問題なし。
予定通り。

って、その先生、
とーっても特徴のある顔で、
まじまじと、見入ってしまった。

笑顔。
お目目ぱっちり。
まつ毛、上下ともに長くてクリンってしてる。
スマイルマークと同じくらいに、にっこりの口。

女性?
いや、男性。
しっかりした男性。
でも、少女マンガみたいなパッチリキラリンの目に、
大きなくちで、にーっこり。

インパクトある~。
でも、すごく優しそうな先生。
いつもニコニコしてるんだろね。
さわやか~に感じる。
こっちまで、楽しくなった。(顔見ただけで)

お得な、顔だ。


「お口の手術なんで、鼻から管を入れるから
もしかしたら、何日か、鼻が痛くなるかもしれません」

うわ~~

「私も2回、経験がありますけど、大丈夫でした」
って、笑顔で。うはは。





口腔外科の先生から説明を聞いた。
切開して、じゃま骨を削って、歯を分解して取る。

鼻から胃に管を通して、
血液を出すんだって。
うげげ。


質問は?って。
まず聞いたのは、
「いつ頃から泳げるようになりますか?」
良好なら抜糸後、様子を見て。だそうで。
プールの水を口の中に入れないのなら、すぐでも大丈夫って。

ん?
口を閉じて、
背泳ぎをするってのは、どうかな。

管理されてるプールなら、どうやら問題ないようだ。
よかった。

だが・・・
痛かったら、泳ぐ気にならないんだろうね。




最後に入院の説明を窓口でされたんだけど、
手術の前の日と、手術後は、個室に入れって。
めんどーみるから。
その後は、大部屋が空いてたら、移れるけど、
満床なんだって。

ずっと、個室かも・・・。

お金がかかる~。
1日、10500円。部屋代。
豪華な夕食付きの温泉旅館と同じぐらいするんじゃんすかー。
美味しいご飯が食べられるならいいけれども、
口の中の手術だもんね。
う~~~~。
ご飯は、お楽しみにはならないね。
苦痛になるんだろうな。

ぎぇ~~~~~。


4日が入院。


お正月に美味しい物、たくさん食べておこう。


総合病院の口腔外科に行ってきた

2011-12-13 | ●口腔外科で親知らず抜歯
新しいカテゴリーを作った。
「口腔外科で親知らず抜歯」

カテゴリーが必要なくらい、たぶん、日記が書かれると思う。


口の中のやわらか~い粘膜に、口内炎ができたなぁ・・・
って思っていたら、
そこが水ぶくれになってしまった。

ぷっくりきれいな、それも大きな水ぶくれ。

あ、これ知ってる。
前にもできたことある。


噛んだり、口内炎ができたりってのがきっかけで、
よくあることらしい。
唾液の腺が詰まって、水ぶくれみたいになってしまうんだ。
ただつぶれたら治るってものじゃなくて、切除しなくちゃならないもので。

しばらく放っておいたんだけど、
診てもらわなくちゃなーって決心して、行ってきた。

かかりつけの歯医者に行ったところで、どうせ回される。
だから、最初から口腔外科に行ってきた。


吹き抜けに大きなツリー。
新しく立て直されて大きくなった総合病院。




初診だからかなりまたされた。
でも、待つってことは、苦ではない。
むしろ、好きかもしれない。

歯科は嫌いだから、最初は緊張してたんだ。
ちょこっとだけどね。

本を読んで、ぽかぽか窓からのお日様にあたっていたら、
ほわ~んと眠くなってしまい、
椅子でうとうと。
30分ぐらい寝ちゃってた。
緊張もほぐれたよ。


目的は水ぶくれ。
でも、もう、何年も前から言われ続けていた親知らずも、
どうなってるか心配だったから、ついでに診てもらったんだ。


この親知らずは、そこら辺の歯科じゃ、無理なレベルらしい。
「難易度が10段階あるとしたら、9か10、いや、10だな」
って言われたことがある。
早く取っちゃったほうがいいって言われたのは約10年前。
それまでなんともなかったから、そのまんまにしていたんだ。

でも、いつまでも見て見ぬふりはできないからなぁ・・・。

下の2本。
どっちも、奥深くで、真横に生えている。生えて・・・いや、潜っている。
レントゲンでみると、きれいな歯の形が、くっきり横向きに沈んでいるんだ。


さて・・・・。
今回診てくれた口腔外科の先生。

「これは、手術して取らないとねぇ・・」
即、手術の話をされて、ぎょぎょぎょ。

「部分麻酔でその日に帰宅して通院っていうやりかたもあるんですが、
この場合・・・」もごもご・・・
「全身麻酔で入院して、目が覚めたら終わってるっていう方法で・・・・」

費用が違うんで、患者さんが部分麻酔日帰り旅行を求める場合、
そうもできる、とは言っていたけど、
安全な方を選びます。

先生のいい回しからすると、きっと、抜いたあと、ものすごいことになりそうで、
こりゃ、病院にいて、管理してもらったほうが安心な様、と判断。




「全身麻酔で、入院します」



すぐ、ほんとすぐ、先生がカレンダーを持ってきて、
この日かこの日って、
あれよあれよという間に、
検査と手術の日程が決まってしまったのでした。


ああ、とうとう、親知らず抜歯。


10年以上、いつかは、いつかは、と・・・
覚悟はしていたけど
先延ばしにしていた親知らず。


これで、すっきりします。


そのために、

術後、痛いんであろう入院。
がまんがまんなのであります。


年明けすぐ、1月5日手術です。4日に入院。9日退院の予定です。


冬休みなんで、
兄ちゃんが帰ってきてると思うし・・・

あ!
成人式じゃんかー。

ま、いいか。

ほっぺた腫らしながら「おめでとー」ってか。(汗)