三木康子のピアノ・ダイアリー

ピアニスト三木康子の日々感じること、演奏会情報。

日仏協会 秋の教養講座

2010年11月14日 20時34分49秒 | 日記
今日は、奈良登大路ホテルにおいて催された、奈良日仏協会主催「秋の教養講座~フランスとわたし~都市空間における鉄道の魅力」にてピアノ演奏で出演しました。

演奏曲目
アルカン:「鉄道」
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
ラヴェル:洋上の小舟
サティ:ジュ・トゥ・ヴ

この講座のテーマに因み、先日お知らせした「鉄道」、弾きました。
アルカン(1813-1888)はロマン派時代シューマンやショパンとも親交のあったフランスの作曲家です。
この曲はエチュードとして作られました。
ショパンがエチュードを芸術的なものとして創作したのに対し、アルカンはより技巧的より客観的で写実的なものとして作成しました。
後の印象派のドビュッシーや、ラヴェルの作品の先駆的な影響があったとすると感慨深い気持ちです。
駅から駅に超スピードで終着しました

コメント
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