三木康子のピアノ・ダイアリー

ピアニスト三木康子の日々感じること、演奏会情報。

モーツァルト室内管弦楽団第158回定期演奏会

2014年04月27日 10時01分00秒 | 日記

5月31日(土)、大阪いずみホールにて、モーツァルト室内管弦楽団第158回定期演奏会<ベートーヴェン・シリーズ>第4回に出演の運びとなりました。

曲目は、ベートーヴェン作曲「ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲ハ長調作品56」です。
三つの独奏楽器と管弦楽団が共演します。
ベートーヴェンがピアノ・ソナタ中期の作品「熱情」ソナタを作曲していた1804年頃に
完成されたもので、当時のベートーヴェンの意欲的な発想によるものです。

演奏の機会がなかなかなく、マネージメントの大阪アーティスト協会も20何年ぶりとのことです。                                   モーツァルト室内管弦楽団、指揮・門 良一氏、ピアノ・三木康子、ヴァイオリン・ギオルギ・バウアゼ氏、チェロ・林 裕氏と共演します。どうぞお楽しみ下さいませ。   

チケットのお申込はhttp://mikiyasuko.com/の「CONTACT」までどうぞよろしくお願い申し上げます。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良日仏協会 創立20周年

2014年04月27日 09時38分00秒 | 日記

5月11日(日)、奈良女子大学記念館にて、奈良日仏協会 創立20周年記念式典・講演会が開催され、その中でピアノ演奏をします。

演奏曲目

武満 徹: 雨の樹 素描Ⅱ

三善 晃: アン・ヴェール

ラヴェル: 洋上の小舟

ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女 沈める寺 花火

 

(奈良日仏協会会報 「Mon Nara」3-4月合併号より)
 
武満 徹 (1930-1996)の「雨の樹 素描Ⅱ」は、メシアンに強い影響を受けた武満が、1992年オリヴィエ・メシアンの追憶のために作曲したものです。格調があり精神的な宇宙世界を創り上げています。
 
三善 晃 (1933-2013)作曲の「アン・ヴェール」は、「韻文で」という意味です。緩ー急ー緩からなり、鋭いリズムや12音技法的な中にも、日本音階が随所に鏤められどこか懐かしさが感じられます。詩的な情緒漂う優しさがあり、三善 晃のピアノ曲の代表作となっています。アンリ・デュティユーにも学び多大な影響を受け、近代フランス音楽の影響を強く受けながらも、現代音楽を推進させました。 
モーリス・ラヴェル(1875-1937)作曲の[洋上の小舟」は、「鏡」の第3曲です。大海原での波のうねり、その中で一艘の揺れる小舟の光景がラヴェルの心のなかで映されたものとして描かれています。
クロード・ドビュッシー(1862-1918)作曲の「前奏曲第Ⅰ集」より、可憐な美少女の肖像を美しいメロディーで描いた「亜麻色の髪の乙女」、ブルターニュ地方の海にのみ込まれた寺が時々海上に浮かびあがっては、また海底に沈んでしまうという伝説から着想された幻想的な「沈める寺」、「前奏曲第Ⅱ集」終曲より、パリ祭の夜空を輝かせる「花火」。最後は静かに遠くからフランス国歌「ラ・マルセイエーズ 」が聞こえてきます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦しい気持ち

2014年04月19日 22時12分00秒 | 日記

一昨日、帰宅し、テレビを見てからずっと泣いていました。

韓国の転覆した船の中にたくさんの高校生達が閉じこめられたまま、救出がままならない状態で。

いてもたってもいられないと、泣いてました。

何もできなく歯がゆい。辛い。きっと皆同じ気持ち。

祈っています。一人でも多くの人が救出されることを。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はばたきコンサート「三木康子ピアノコンサート」

2014年04月19日 18時35分00秒 | 日記

4月13日、生駒生涯施設指定管理者主管、エトワール企画のご協力にて、

はばたきコンサート「三木康子ピアノコンサート」出演しました。

ヤマハのフルコンでピアノ名曲の数々を演奏。

最後に聴衆の皆様と「おぼろ月夜」をうたいました。

楽しかった!とのお声をたくさんいただきました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西楽理研究会

2014年04月19日 18時03分00秒 | 日記

4月5日、京都女子大学にて、関西楽理研究会の研究発表として、

「モーリス・ラヴェルの2つのピアノ協奏曲の特徴と奏法」について、口頭発表をさせていただきました。

まだ研究途中段階ですが、たくさんのご質問、ご意見等いただきました。大変勉強になりました!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする