街道を行け!

街道を行く日記

70年も山を登れば!(42)オールドエベレスト街道踏査復路

2024-11-29 06:00:49 | 旅行

 復路二日目その3!長野のカレーやさん&蜜柑売り少年

 ブクサの町中を歩いていると、眼鏡をかけた中年男性が片言の日本語で、『私は、長野のカレー屋で三年働いていた。』『私のカレーは美味しいので、日本人はみな喜んでくれた。日本は、良い国だ。』と、話しかけてきた。彼の話はここから本題に入る。『日本のビザは取りにくい。私は知人がいるのでビザがとれる。』『私には娘がいて、娘も日本に行きたい。けれど、中々ビザが取れない。』。彼の話は核心部に入る。『娘のビザ取得を手伝ってくれないか?』『この先に私の家がある。来て、お茶を飲まないか?』。彼は、日本人の通過者を待っていて、誰にも同じ話をしているのであろう。けれど、害がある訳でも、悪意がある訳でもないのでお茶は断ったが、色々と話し込んだ。

 カリ・コーラのマリを通り過ぎて一時間半下り、今日泊まる予定のジュビンの村に入った。往路に泊まったロッジより手前に、雑貨屋も兼ねている板作りの宿があった。一泊50円。喜ぶな!宿は、主、奥さんとも若く、子供は男女二人づつの計4人。子供たちは仲良しで、賢く、可愛い子供達だった。牛を飼っていて『フレッシュミルク』があると言うので、頼んだ。新鮮で濃くってうまい。近くのレストランへ行って、ロキシーを頼む。蜜柑売りの少年が食事をしていた。15才だが、身の振る舞いがいっぱしの大人だ。毎日30kgのミカンを担ぎ行商する「ストロングボーイ」だ。態度が大人なのは当たり前。



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