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香川県立ミュージアム

あのスタジオジブリの「高畑勲」・「宮崎駿」監督から
厚い信頼を寄せられていた「故 近藤喜文 氏」の
アニメーション原画やスケッチ、イメージボードを見学。


アニメーターとしての誕生から
高畑勲氏、宮駿氏との出会いで、才能が開花し始めた時期、
企画だけで成立しなかった「ラフスケッチ」や「パイロットフィルム」、
スタジオジブリ時代など
近藤喜文の生きた時代がそこにはありました。

間近でみる原画はどれも奥深さがあり
近藤喜文の告別式で
高畑勲氏は
「感じの出る絵、感じの出す動き、それを描き出せる人・・・」
宮崎駿氏は
「僕が出会った何百人ものアニメーターの中でも、屈指といっていい感じの仕事をする・・・・」
と「弔辞」を読まれたそうです。

いつみても、ジブリ作品は感動しますね★ m
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とらや工房&東山旧岸邸

いざ、静岡へ!!!!
約2年ぶりにやって来ました。
ここは前回、時間の都合で行くことができなかった
御殿場にある「とらや工房」です。


とらや工房入り口です。
竹林に囲まれた門から入って行きます。
風情がありますね★


この工房は、建築家「内藤廣」氏の設計で、
「お客さまと作り手が、ともに過ごす場所」だそうで
弧を描く独特の形状で庭園の緑が映り込むガラス張りの厨房、
開放感のあるテラス席があります。

サクラの木を使った「お菓子のケース」。
お菓子に木の香りが移りにくいそうです。
日本古来の下町の風情がここにはあります。

さらに、工房から奥に行くと「東山旧岸邸」があります。
ここは、第56・57代内閣総理大臣「岸信介 氏」の自邸。
1969年に「吉田五十六 氏」によって建築されていますが、
内観は非常にシンプルで、御殿場の美しい自然の中に
溶け込んでいます。
多くの「要人」や海外からの「賓客」をもてなす
にふさわしい外観や内観で
食堂では、押込戸を利用して壁袋にガラス戸などを引き込み
庭園がまるで「絵画」の様に見える様は、感動を覚えます。
また、当時では珍しい「塩化ビニル」や「アルミ」といった
材料が活かされています。
1日中いても飽きることがないこの空間は、
約40年以上の時が経っていても、
全く古さを感じさせないすばらしい建築です。

あと、裾野市にある「蕎仙坊」へ。
ここも、美しい自然に囲まれた「古民家」で
隠れ家的なそばや屋です。


仕事で忙しい中、静岡入りをしましたが
大変有意義な3日間でした。


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