ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

ドル円チャートの徹底分析

2012年12月02日 18時44分42秒 | FXトレードの考え方

週足=左側チャート
逆ヘッド&ショルダーズ(ブルーの丸印)の三つの谷が認められ、そのネックライン(NL)の手前に現在価格がある。
逆H&Sはトレンド転換時に現れるフォーメーションの一つであり、NLを上抜けてリターンムーブを完了した後、
上昇に弾みがつく場合が多い。(リターンムーブを伴ない場合もある)
この場合の目標価格を作図したのが、ターゲットライン(TG)であり、到達時期にもよるが、90円前後か?
ダウ理論からすると84.16の直近高値が最重要で、これを越えられれば上昇トレンド入りが確定する。
エリオットでは、77.13から上昇第3波がスタートしていて、そのゴールは第1波と同等~1.61倍に相当する85.2~90.3が目処。
ドル円固有の11か月と24か月の高値サイクルからすると、次の高値は2013年02月~04月が有力。

日足=中央チヤート
上昇トレンドラインの角度が急すぎていて、適度に修正された方が安定した上昇に繋がりトレードもしやすい。
現在の、上昇スピードの角度が定まらず、チャネルラインから候補になるラインを暫定的に何本か描いてみた。
これらのラインは下押しした時に機能するかもしれないライン。
先々週の高値82.82と、先週高値がダブルトップの関係で、ネックラインが81.68に位置している状態。
今週、ネックライン81.68を割れると中規模の下押しがスタートするかもしれないので重要なレベル。

1時間足=右側チャート
小さなヘッド&ショルダーズが未完成状態で越週している。
ネックライン82.33を割れた場合、少なくとも倍返しを下げると、短期ラインを割ることに繋がるので短期建玉は一旦利確。
その後、日足でのダブルトップ・ネックラインを割れれば、更に目先の下落余地が広がる。
その場合、どこまでの押しが入るか?……が一番の悩み所。
下に待ち構える各チャートポイントでの反転を待ち、ポジションコントロールしながら買い場を探すしかない。
週足、日足で大局を捉えつつ、欲張らずに、ゆったりと構えていきたい。
一方、月曜日に高値を越えて行った場合には、
当面の上値余地は少ないと警戒しながらも、回転売買を前提に、素直についていくしかないと考える。

月曜の窓開けの利用
目先では、月曜早朝に注目し、もしも、窓が空けばこれを利用したエントリーを試みる。
上に空けば売り上がり、下に空けば買い下がり。(ストップはダブルトップ高値かネックラインを基準)
窓が埋まった後はストップをトレーリングして利大を狙う。
但し、高値やネックラインを越えるような窓開けの場合は、「run away gap」になる可能性が大きくなるので慎重に。

以上、中長期展望から、目先の売買方針まで。
尚、クロス円は長期下降トレンドをブレイクしつつある局面にあり、今後面白くなりそう。

 



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