「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

CZ-801C(X1C)のキーボード修理

2017年11月01日 08時36分54秒 | レトロゲーム

 CZ-800C(X1マニアタイプ)のキーボード修理により修理方法が分かったので
X1Cも同じ様に修理したいと思います。
最初のカバーさえ外せれば、キーボード部分の取り外しは簡単ですね。

手前のネジ3本と、カセットボード付近のネジ1本、電源ケースへのアースネジ1本外して
キーボードのコネクタを2本外すだけです。

 

「T」と「K」の効きが悪く、接点復活剤をかけて連打して動くようになったのですが
暫くするとまた効きが悪くなっていました。
やはり接点復活剤は一時的に直っても完全には直らないのかもしれません。

キートップとキースイッチはマニアタイプの時と違って、割と簡単に外れました。


外した時はキートップの差し込み形状が違うぐらいで気にしなかったのですが
明らかにスイッチ自体の形状がマニアタイプと違っていて、最初に金具を外さないと分解出来ない状態。
てっきりマニアタイプと同じだろうと、たかをくくっていましたorz

しかも、その金具カバーがプラスチックを溶かして固定するタイプなんですよねぇ。
まぁ効かないものはしかたないので、分解修理に挑戦です。

プラスチックを溶かした部分は修理後に再び溶着に使うので極力切り離さない様に、
カッターナイフなどでひしゃげた部分を起こす感じで引っかかりを無くします。

カバーが外れました。
パッと見た感じ、マニアタイプ同様に横向きのスイッチが入ってそうですね。

さらに内部を分解。

バラバラになりました。

どうやら、ボタンを押すとシーソーがテコの原理で押され、裏側にある板バネ状の金具を押さえ導通する仕組みらしい。
何とも遠回しな感じの機構ですが、やはり何かしらの意味があるのでしょう。
 
接点を掃除。軽く磨いて、接点グリスをかけて組み直します。

元に組みなおして、最後に気持ち程度の封印
 
完成♪

軽く触っただけで”K”と”T”が表示されました。

X1Cのキースイッチは、マニアタイプのキーとは違った触感で「ピンッピンッ」って言う弾けるような音がするのでレトロ感満載で好きです。

別のメモをみたらテンキーの1と8も効きにくいとか書いてやんのorz
まぁこちらはテスト段階で問題無かったと思うので、接点復活剤だけ今の所問題無い様です。
また分解する機会があった時に、まとめて掃除する事にしましょう。

X1C系統は出回っている個体数が結構多い様なのでパーツ取りにはそれほど困らないかもしれませんが
折れて破損していない限り復活はそれほど難しくないと思うので、キーの反応が悪い場合は一度お試しください。

CZ-801C(X1C)のキーボード修理でした。


コメント    この記事についてブログを書く
« RQ-8030の修理と、新自作ベルト | トップ | 音楽カセットデッキでロード(... »

コメントを投稿

レトロゲーム」カテゴリの最新記事