コロナ禍でテレワークが増えた今、最大の課題はコミュニケーションらしい。
ある企業のアンケート結果では、働き方の多様化で社員に与える影響としてコミュニケーション不足を感じる人が74.9%にものぼるそうだ。
そもそも、コミュニケーションとは何だろう。
Wikipediaによると、
社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達
(生物学)動物個体間での、身振りや音声・匂い等による情報の伝達
言葉などを通じて相手に自分の思考を伝えたり、相手から受け取ることを差している。
私自身はテレワークでコミュニケーション不足を感じていない。
上記アンケート結果からいえば、私は四人に一人の希少な人物なのだろう。
確かに私は、脳梗塞で3ヶ月入院し、世間がコロナ禍へ突入した頃に退院・復職し、「新しい働き方」へ遅れるようにして取り組んだ。
雰囲気が変わった事務所に足を踏み入れ、何気ない挨拶から打ち合わせまで、社員同士が顔を合わせる機会がすっかり減ってしまったことには大変驚いた。
だが直接会わずともコミュニケーション出来るツール・SaaSが充実していた。Microsoftのグループウェアの導入が進んでいたのだ。
Teamsを使ったオンラインミーティングは、これまで事務所を歩き、階段昇降し、時に社内バスへ乗ってまでして、わざわざ会いに行くための無駄な移動時間が無くなった。ミーティングが時間通りに開始でき、カメラを通じて相手の表情も見えるようになった。グループチャットは電話のように相手の時間を削ぐことなく、メールよりも即レスしてくれる。それでいて、いつでも好きな時間に返事が打てるのも良い。
OneNoteは議事録をリアルタイムで共有できるし、タスクを作成すれば期限も内容も見える化できる。そうそうOutlookでのスケジュール管理では全てをオープンにしているので業務内容すら見える化出来てしまうのだ。
これは私の主観なのだが、コミュニケーション不足を感じる人ほど、コミュニケーションが受け身で、情報を閉ざしている人なのではないだろうか。自分からコミュニケーションをしようと心がけているのか、逆にこちらが聞きたくなることが多々ある。
プライベートでも同じである。
伊達にSNSで名前も顔も晒していない。
ブロックされても、こちらからすることは無い。
「心配してやってるから連絡よこせ」なんて上から目線で言われても、
そもそも心配してくれなんて頼んだつもりもない。
連絡したいのならすればいい。
便りのないのは良い便り。
昔から言うじゃないか。