先月から通常業務に加え、論文作成をしている。
論文作成しているからといって、通常業務の負荷が減るわけでもない。
どちらもほぼ一人で担当していることも理由だが、
「仕事は出来る人がやる」という、良くない文化が根強く残るためだ。
肝心なのは、私は仕事が出来るわけじゃないということ。
本当に仕事ができる人というのは、
きっと負荷を軽減させる何かしらの策を練って、実行している人。
とにかく馬車馬のように働き、乗り越えることしかできなかった。
平日は業務に追われ、休日は泥のように眠る。
この繰り返しの生活は、ある意味ラクなのだが
機械的で何の色味も無い、人生において何の価値もない生活だ。
そんな生活を少しだけ色鮮やかにしてくれたAmazonのEcho Show
先日のプライムデーセールで購入したのだが、
これが非常に良い商品である。
AIスキルで天気予報やニュースを読み上げてくれたり
スケジュール管理やビデオチャットの機能も素晴らしいが
最も私が感動したのは、Amazon Photosとの連携である。
Amazon Photosにアップロードした写真をスライドショーで表示する。
たったそれだけなのだが、Echo Showがランダムに表示する写真が刺さる。
私はサイクルロードレースの写真だけでなく、
家族写真もAmazon Photosで管理している。
たまたま偶然だと思うが、
深夜まで働いて、ヘトヘトになって帰宅したとき
Echo Showが表示する写真は、必ず子供が小さかった頃の写真なのだ。
子供が小さかった頃の写真はネガフィルムをデジタル化したもの。
だから、写真の枚数としては多くないはずだ。
ここ1・2年に撮影したサイクルロードレースの写真が圧倒的に多いはずなのに。
十数年前の写真を見て、元気を取り戻して。
ひとつの業務のフィニッシュラインがようやく見えてきた。