初代MacProには同規格のサーバー用メモリも使用可能だ。サーバー用は供給量が多いので中古やバルク品などは値段がぐんと安く、1Gのバルク品(新品)2枚が1,500円で購入できた。ただし、ヒートシンクが薄型で見た目は専用品とはまったくちがう。iStat Pro というDashboardウィジェットを使ってメモリの温度を観察してみると、大型ヒートシンクのついたMac用に比べてやはり高い数値がでている。そこでヒートシンクを追加してみることにした。
材料はホームセンターで見つけたアルミレール。食器棚等のガラス引き戸用らしい。形が純正品のものに似ており、取り付けたときの厚さがちょうど良いのでこれを切って熱伝導両面テープで薄型ヒートシンクの上に直接貼付けた。張面の高さが一様ではないので全面は密着しないが、まあこれは気にしないでおく。結果はどうかというと、使用状況にもよるが3~6°ほどは低く表示されていて、まあ一応の効果はあるようだ。
費用はアルミレール(1mでちょうどメモリ4枚分とれる)が310円、熱伝導両面テープが480円(Amazone送料込)。価格的には汎用品とそんなには変わらなかったかも・・・
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MacintoshのCPUがインテルになってはや5年。やっとメイン機種をPowerMac G5からMacProに切り替えた。ただし時節柄中古なり。
最初に使ったPowerMac8100からこれで7代目。思い返してみるとG3までは最高機種といえども実用上、性能的にいっぱいいっぱいで頻繁にクラッシュに見舞われたものだ。G4からやっと余裕が出てきた印象で、G5では通常の使用において不満のないものとなった。負荷のおおきい3D レンダリングなどとは違い、せいぜいA3サイズまでのスチール画像の編集にG5は十分な性能で、まだまだ使うつもりだったがPhotoshopが CS5になってPowerPCのMacには対応しなくなってしまった。
昨年MacBookProを購入した際にCS5も導入はしたものの、やはりノートPCでは使い勝手が悪く、かといって新しいMacProは高価で私にはオーバースペック。しかたなくPowerMacG5とCS4で使ってきたが最近はMacProの新機種の価格が下がるにつれて中古も下がってきたので、初代のMacProを買うことにした。ネットで探した中古ショップで6万円台後半。これにメモリ+6G、HD+2基を加えて諸費用も含め8万円台で収まった。なによりメモリの安くなったのは感慨深い。
この初代インテルマックは驚くほどではないもののPowerMac G5よりは確実に早い。これで遅ればせながらCS5へ完全移行できることになった。