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デジタル時代の写真屋の居場所について考える・・・

Photoshop CS6

2012年06月21日 | Mac and Photoshop

Cs6_3  β版はかなり前から公開されていたが、先月Photoshop CS6の正規バージョンが発売された。あまり大きな変化はないという評判だったのでアップすべきかどうか迷ったがパフォーマンスが向上しているとのことなので切り替えることにした。「CS5から24ヶ月ぶり」ということだが、前回でPowerPCが切り捨てられたためCS5の導入に手間取ってしまい、今回はたった12ヶ月でのバージョンアップとなってしまった。  パッケージはバージョンを重ねるごとに簡素になり、以前はプラスチックのケースに入り、チュートリアルDVDなんぞもついていたが、CS6はすべて紙箱で中にはディスク1枚と紙が3枚だけと、安価なPhotoshop であるElements10とくらべると実にシンプル。エコロジーの時代であるからこれで文句は無いのだが、「バージョンアップポリシーの変更」とかで旧いバージョンからはアップグレードできなくなったことなども考えると、さすがのAdobeも市場の縮小と不況に苦しんでいる印象を受ける。一昨日、Adobeのセミナーが開かれたので行ってきたのだが、渡されたアンケート用紙に「セミナーが有償になっても参加されますか?」という設問があったのをみると、さもありなん。毎年開かれているセミナーもそろそろ打ち切りになるのかもしれない。