わんこ狂想曲

シェルティれお&ルネ&蓮&蘭のお話。
闘病日記、子育て日記、多頭飼い日記などわんことの生活の記録です。

れおの様子日記22

2005-05-12 20:47:35 | 多発性骨髄腫
5/11
びっくりするほど食欲があったのに、
新しく出た薬のせいなのか
急に全然食べられなくなってしまいました・・・。
夜には吐いてしまったし、
ムカムカするのだと思います。

モルヒネは副作用で便秘になることがあると
言われていたのですが
そのせい?なのか10日の3:00頃にした後は
一度もしていません。(その時はまだ下痢でした。)

新しい薬を飲み始めるといつも
状態にかなり変化が見られるのですが
今回もそうです。

上記の食欲や便に関しての他にも
動きがなくなりました。
前は痛みのせいで動き回っていたのかもわかりませんが、
おもちゃを持ってきて「遊ぼう」と行ったり、
散歩もいっぱい歩いたりしていたのですが
私の後をついて歩くのもダルいようで
ほとんど一日中横になっていました。

散歩は一応は行くというので外に出てみましたが
すぐに「もう帰る」と言いました。

痛みがとれて一箇所にじっと横になっていられて
眠れるというのならば良いのですが、
見ていると「本当にそうなのかな?」と思ったりもします。

寝ている様子なのですが、
目を開けたまま眼球がぐるぐる回っている状態です。
(ずっと白目を剥いてるとかではなく
黒目の時もあります。とにかく本当に「回っている」のです。)
しかもまばたきもしています。

これって、「眠ってる」というよりも「意識もうろう」
って感じなのではないでしょうか??

あと、薬を飲む前は「一箇所にじっとしていられない」というのが
すごかったのですが、
れおの座っていた場所はフローリングがすごく熱くなっていて、
「暑くていられないのかな?」と思ったりもしていましたが
今日から急に寒くなったので
一箇所にいられるようになったのが、痛みがひいたせいなのか
寒くなったからなのか良く分かりません・・・。

あと、尿のコントロールが出来なくなりました。
大学病院に行く前にも(腰の骨がものすごくダメージを受けた時)
コントロールが出来なったのですが
またその時と同じような状態です。
トイレに行ける時もありますが、
歩きながらしてしまったり立っている時に突然してしまったり
しています。



5/12
朝ごはんはほとんど食べられませんでした。
主食はひとくちも食べられません。
ウエットフードもドライフードもダメでした。
おかずタイプの小さなアルミトレイのパックを少し食べただけです。

相変わらず便は出ていません。
下痢がおさまっただけならば良いのですが、
モルヒネの副作用ならまたそれは困ったものです。(涙)

今日も一日中横になってぐったりしています。
目は開けていても動きはありません。

以前はべたべたするのが大好きで
寝るときもくっついて寝ていたのですが
病気になってからはひとりで寝ていることが多いです。
(かといって姿が見えない場所で寝ているわけではなく
私がよく見える場所で寝ています。)
病気になると不安になりくっついていないと嫌という子も
多いようなのですが、
れおはひとりで寝ている方が体が楽なのかな・・・?
それともくっついていると暑いのかな・・・。

病気になってから布団で寝るのをとても嫌がっています。
フローリングだと座ったり、横になったりするたびに
足の骨ががつんとぶつかる音がして
また骨折してしまうんじゃないかとか心配で
布団に寝て欲しいのですが
れおはどうしてもフローリングがいいそうなのです。

病気の時って通常の時よりも暑いとかってあるのでしょうか。
(れおは熱はありません。)

2、3日後にTELして下さいと先生に言われていたので、
病状の報告とサリドマイドを使っていらっしゃる先生のお話がどうだったか
お伺いするのに病院に電話しました。
PM8:00にTELしたところ、先生が帰宅された後でした。(汗)
日中は忙しいようですので夜の方がいいかなと思ったのですが・・。
(以前AM9:00~PM9:00ぐらいはだいたいいますと伺ったので。)
なので今日お話することが出来ませんでした。
明日の朝TELしてみようと思います。

明日抗ガン剤をどうするか結論を出すことになると思います。

大学病院にて3(しぃ)

2005-05-12 00:32:37 | 多発性骨髄腫
暗いお話ばかりになってしまってますが、いつも
読んでくださって、いろいろと応援いただいて、
本当にありがとうございます。

5/10(火)に大学病院に行ってきました。
下痢をしている現在のれおの様子を伝えた後、
いくつかの検査を行い(様子日記参照)、
先生とお話をしました。抗がん剤についてです。

アルケランという大学病院で一番使ってきた
抗がん剤を少しだけ使ってきたのですが、
病気に対して効果がありました。
大学病院では、この薬での副作用の例は今までには
なかったとのことですが、れおにとっては、吐き気
と下痢の副作用が強く出るつらい薬となってしまいました。

次に、エンドキサンという同じ系統の少し強い抗がん剤を
すすめていただきましたが、下痢が治らないのと、同じ系統
なので同じような副作用で苦しむのではと思い、私達の判断で
投与をストップしています。
先生に、もう一度、率直に聞いたところ、副作用の
可能性は五分五分よりも高いとのことです。
それ以外には?という話をすると、注射で投与する抗がん剤や
サリドマイドの使用も考えてみましょうか?というお話をして
もらいました。大学病院としては、まったく実績のない薬です。
治らない病気なので、ある種実験のようになってしまう薬は
あまり積極的には使いたくない、というのが先生の方針です。

サリドマイドは、先生の知り合いのがんを専門にしている病院で
使用している、とのことなので、情報を聞いていただくよう、
お願いをしました。

ほんの少しの抗がん剤(全部でたった1~2錠)で、1ヶ月ほど
下痢・吐き気で苦しんでいるれおを見てきました。
それで抗がん剤を敬遠したままいると、今度は、がんの進行によって、
骨が溶けて痛みが走ってよく眠れなかったり、おしっこがうまく
コントロールできなくなったりしています。
これも相当苦しいです。

今日、まずは痛みをやわげるために、モルヒネをいただきました。
早くれおに合った抗がん剤を見つけてあげて、少しでも長い間、
穏やかに生活できるようにしてあげたいと思います。