小粒の鼻腔内腫瘍は鼻のいちばん奥、
眼球の下(やや右寄り)にありました。
右眼球の周りの骨が溶かされ、破壊が始まっており
脳への圧迫も少しずつ始まっているようです。
CT画像を見た時の印象は
『なんでこんな場所にこんな大きな物が…』でした。
病理検査結果待ちなので確かなことは言えませんが、
鼻腔内腫瘍はほとんどが悪性であること。
進行が早いものが多いこと。
場所が場所だけに手術は出来ないこと。
抗がん剤か放射線治療になるけれど、
どちらにしてもよくて延命。
今後の症状で考えられるのは腫瘍の増殖が進み、
右目が押し出されて顔が変形すること。
脳が圧迫されることで意識障害や
異常行動(痙攣、失神、発作等)が増えること。
そして、私が最も恐れている
両方の鼻が完全にふさがってしまうこと…。
4月中旬ごろから目立ち始めた鼻詰まり。
5月に入ってからは寝られない日が増えました。
5/10~5/11に酷い呼吸困難を起こし5/12病院へ。
抗生剤コンベニアを打ってもらった後
呼吸がかなり楽になったのは
腫瘍の周りに起きていた感染症に効いたからで、
腫瘍そのものは日々進行していると思われます。
一昨日より昨日、昨日より今日と
呼吸が徐々にしづらくなっているのは
見ていて分かります。
完全に鼻呼吸が出来なくなるのも時間の問題かも。
せめて左鼻だけでも呼吸の穴を確保することは出来ないか。
そういった外科手術が出来ないか聞いてみましたが、
かかりつけ医も高度医療センターの医師も
答えは無理。
『口呼吸しかありません』でした。
口呼吸でも犬は生きられるものなんですか?
『ある程度は』
なんて残酷な会話だこと。
でもそれが現実なんだそうです。
顔の変形や脳の障害はまだ耐えるとして、
呼吸だけは本当に何とかしてあげたい!!
鼻呼吸が出来ず、酷く苦しむ小粒を
もう何度も見てきただけに、
この先24時間そうなる日が来るのかと思うと
気が狂いそうです。
なんで小粒ばっかり…。
おかーさんと半分こ出来たらいいのにね。
小粒が苦しまずに済むなら
お別れがうんと早くてもいい。
1日でも長くそばにいて、、、なんてもう言わない。
どうか小粒に苦しい思いだけはさせないで。
それが私と小粒父の願いです。
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