尖閣諸島沖での中国漁船が海上保安庁の警備艇にぶつかってきた事件から、今日で1年だそうですね。
海上保安庁職員の一人が職を賭して映像をWEB上に公開したおかげで、事件の真相は世界に広く知られました。
中国漁船の船長は帰国時英雄扱いだったらしいですが、今は自宅に軟禁されているそうです。
その一周年の今日、またいやなニュースが飛び込んできました。
東シナ海を情報収集集のため飛行していた航空自衛隊の哨戒機を、中国の戦闘機が追尾、日中中間線を超えてまで追ってきたとかで、これは史上初の暴挙です。
沖縄の航空自衛隊は直ちにF15戦闘機を緊急発進させ、中国戦闘機は引き返したそうです。
大事には至りませんでしたが、こういう小さないざこざの積み重ねが、互いの不信感を増し、対立は先鋭になっていくのですよねぇ。
中国が国際常識に反した行動を取った場合、わが国は国際常識に照らして妥当な範囲で、これをけん制しなければなりません。
日本がどこまでも隠忍自重するというメッセージを中国に与えることは、日本与し易しとの印象を与え、最悪中国による日本領土への侵攻という事態を招くでしょう。
尖閣諸島への中国による侵攻は可能性が高いと言えるでしょう。
最初は漁民を装ったゲリラ部隊を送り込み、日本に反攻する意思が薄いと見るや、次には中国人民軍が島を襲うでしょう。
そうなってしまっては、わが国は国際常識に照らして、米軍とともに尖閣諸島奪還のための軍事行動を取らざるを得なくなります。
そのような事態を避けるためには、中国が放つ小さな挑発に断固抗議し、実力行使も辞さない、というメッセージを送り続ける必要があります。
中国だって日本と一戦交えるのは避けようとするでしょうから、逆に日本はいつでも戦う準備があると、嘘でもいいから言い続けなければなりません。
それにしても国家と国家の争いというもの、子どもの喧嘩と変わりありませんねぇ。
子ども同士でも、やられたらやり返さないと、いじめの対象になってしまう可能性大ですからねぇ。
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